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文章が美しくて、娯楽の軽い読み物とは違った感じを受けました。さながら純文学のような言い回しで。始めは違和感がありましたが、慣れてくるとスッカリ入り込んで、切ない情景や出来事に涙が溢れて止まりませんでした。読みごたえ満点!急にいなくなってしまった11歳の詩草君を思い傘をクローゼットにしまうくだりが切なくてたまらなかったです。読み物として最高にいい作品です!
特筆すべきは文章、語彙量です。人物も魅力的で、設定もしっかりしています。しっとり、といった空気が全体に流れています。挿絵はありませんが、表紙がとてもよく本文を表していると思います。心情や風景描写も繊細で素敵なので、文学と思って借りるのがいいと思います。性的表現はさらりとしていますが、詩草(受けです)が泣きながらああしてこうして…とか後で想像すると、非常に楽しい萌え時間を持つことができます。それにしても『受け』とか書くのが無粋で嫌だなと思ってしまうような小説です。私は好きすぎて、借りてからコメントを書くまでに時間がかかってしまいました。BL問わず、色々小説は読んできた、と言うかた向けだと思います。
ああー、ね、本当に扉絵のイメージがピッタリのチリリと切ないけどひたすら真綿でくるんだよーに柔らかく心が温まるお話。作家さんの文章力が高くセンスが良いので97年に書かれた作品の割に古いとゆー印象は然程ないです。この独特の世界観がいいです、詩の様。現在と11歳時の詩草に形は違えどどちらにも愛情を感じちゃってこれは『現在の誌草』に対して裏切りか?とか体はともかく精神年齢11歳のこの子にはたして手を出していいのか?(笑)とか太夏志の葛藤はさぞ辛かったでしょう。傘をクローゼットにしまい『いない方の詩草』に「いるか?泣いてないか?」と語りかけ視界が滲んじゃう件、私も一緒に涙ぐんじゃいました。『戻った詩草』に以前と違うちょっと甘いよーな可愛らしいよーな『いない詩草』も加味されて太夏志にとってはさらに何者にも変え難い存在になったんだね〜イイわぁこの2人。決して華美だったり奇抜な飾り立てのあるお話ではないんですが人と人の繋がりや気持ちを伝え合うこと相手を受け入れることなどの大切さを改めて考えさせられるすこぶる印象に残る本作。BLってカテに囚われず読み物として秀逸。
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文章が美しくて、娯楽の軽い読み物とは違った感じを受けました。さながら純文学のような言い回しで。始めは違和感がありましたが、慣れてくるとスッカリ入り込んで、切ない情景や出来事に涙が溢れて止まりませんでした。読みごたえ満点!急にいなくなってしまった11歳の詩草君を思い傘をクローゼットにしまうくだりが切なくてたまらなかったです。読み物として最高にいい作品です!