レビュー一覧

色々な執着系を読み込んできましたが…語る言葉を失う怖さ。遠藤ってばガチ！ ヤバイ、イタイ、コワイ。 ストーカーとかヤンデレとか…片仮名では遠藤の執着具合を表現し切れない。複雑な家庭環境でトラウマを抱えたノンケの笠井。 頑なに拒絶して、テンパって色々と違えて抜き差しならなくなって…状況は悪くなるばかりなら…逃げるたくなるよ、そりゃあね。追い詰める遠藤の哀れさと紙一重の不気味さとか、追い込まれて崩壊してゆく笠井の感じる嫌悪とか色々とリアルで本当に面白かった！ 先入観を持たずに読んで頂きたいけれど…地雷の人には心底辛いと思います。後日談で 相変わらずの遠藤の妄執にすっかり慣れている笠井の逞しさに救われました。朝だからね？気合い入れたくもなるよね♪ 仕方ないよね、朝だから（爆！）

評価下げてすみませんけれど、好評価に騙されてしまったのでご参考までにレビューします。私には攻の異常な執着が生理的に無理でした。私自身、ストーカーや過束縛等をされた経験があり、どうしても攻の行動に嫌悪感が出て攻を好きになれませんでした。受が攻にあれほど酷い仕打ちをされ、一時はストレスで倒れるほどだったのに、病気が治ったとたんに攻に対して態度が柔らかくなったのが理解できませんでした。私なら病気させられたことで、より一層恨みに思いますが。

☆4.5。ぶっちぎりのストーカー攻め。遠藤の追い詰め方がリアルでめちゃくちゃ怖いです。最後まで信用できない変態野郎。写真の件とかパンツの件もね！この最低な男に星捧げたい。追い詰められて限界を迎えた笠井の描写に泣けて泣けて仕方なかったくらいです。ストーカー被害に遭った経験あるならきっと平気では読めないと思うしどう考えても笠井があれを受け入れるのはおかしいんだけど、それでも受け入れる笠井も笠井で変態だなと思った瞬間に解き放たれましたね…。いくら共感できなくてもそういう二人もいるのかもしれないし、いてもいい。そう思うと付き合っても余裕など持てず変態性を失わない遠藤も、そんな遠藤に対する笠井の意味不明な愛情も、うまく描かれているなぁとしみじみ思います。「心を殺す方法」に思う閉塞感とやや似てました。

一途で健気で、ノンケ受けに執着しているゲイ攻め。設定からしてどストライクだったんですが、期待以上に良かったです。遠藤(攻め)の一途すぎる気持ちにとても感動しました。私はマジで号泣しました。愛が重たすぎるけど、それが最高ですね。ヤンデレというとなんだかわざとらしかったり、内容が薄いものもありますが、この作品は全くそんなことはなく、ディープで大満足です。攻めが自然体で(？)病んでます。執着攻め、受け溺愛攻め、片思い...これらのキーワードにピンとくる方はぜひ読んでほしいです。こなくても読んでください。

こんなのを読んでしまったら、もうちょっとやそっとのBL小説では満足できなくなるな、と内容にもページ数にも満足して読み終えました。人間関係が日常的でいて、非現実的で、遠藤の言動にいちいちゾクゾクさせられました。好きだ、好きだ、と強い男から迫られれば、絆されてしまう気持ち、理解できます。

好き嫌いが分かれそうな作品。ノンケに執着するゲイと逃げるノンケ。同級生の再会もの。溺愛じゃなくて執着、もはや犯罪。受けの心情が理解できないんだなー。どこに絆されたんだろう…？精神的に痛くて暗くて重め。

うーん、これはちょっと趣味じゃなかったというか、攻めの執着愛が半端なくて怖過ぎましたね。攻め様は病的、っていうかビョーキ(笑)。受けは結果的には絆されちゃうんだけど、この人も攻めの地雷を踏みまくってるから、どっちもどっちなのか。むしろ受けの親の話をの方が読みたかったかも。

胃に穴まで開けたのになぜ受けは攻めを受け入れたのか…共依存？ストックホルム症候群みたいな感じなのかな？でもあんだけ嫌がってたのに声かけるのはわからないなぁ。執着攻めと拒絶する受けが見られるのかと思ったら案外あっさり受け入れたので肩透かしを食らった感じ。

執着攻め、ヤンデレ。そういう類のもの好きだけど、これは途中で読むのをやめたくなりました。本当に攻めの遠藤に言葉が通じない。部屋に居ついてしまって、脅迫して、関係を強要して。遠藤から逃れるために、自死を選ぶんじゃないかと思えるほど受けの笠井は追い詰められて、あげく胃に穴が開いて吐血して、遠藤がようやく身を引くと決めたのに、そこでなぜ受け入れる？急に引かれて寂しくなった？こいつには俺がいないと…的な、ただの共依存にしか思えない。その後の話を読んでも、喉元過ぎればで、遠藤は変わってない、これからも変わらない。ピンと張り詰めた糸が、いつか切れそうな緊張感が最後まである作品でした。

同級生もの。ゲイの攻めがノンケの受けを追いかけて、追い詰めて、逃がさない。本当にこんなことされたら、受けの笠井みたいに、「コイツかいなくなれば…」と攻めをどうにかしてしまおうと思ってしまうかも。胃に穴が開いて吐血するほど追い詰められる描写は読んでて苦しかった。攻めの遠藤がこれでもか！というぐらい気持ち悪くて、話が通じない。もう笠井しか見えてない。実際に関わったら恐ろしいけど、話の中でなら、とても楽しめました。あくまでもお話の中でなら。