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レビュー一覧

総合評価
5点
4.8
(14)
5点 5 12
4点 4 1
3点 3 1
2点 2 0
1点 1 0

※すべてのレビューが表示されていますので、Renta!で購入していないレビューも含まれています。

2013-07-24
評価点
5
SIさん
Renta!で購入済み
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同志社創立者の新島襄の妻であった八重の激動の人生の物語。二巻で完結しています。現在、NHK大河ドラマで「八重の桜」がやっていますが、この本はその便乗本ではないとあとがきに解説がある通り、ドラマより以前にじっくり取材して試行錯誤して練り上げた作者さんの熱い会津愛があふれている作品。ドラマの主人公のように美人ではなく、「女相撲取り」なんて呼ばれてしまう体格の良い八重だが、心の清らかさ、気高さ、そして会津女性の芯の強さがしっかりと描かれている。八重の一生を描いているので、周囲の色々な登場人物が亡くなっていくし、幕末の会津の運命があまりに不憫で泣けてしまうのだが、白虎隊等のお涙頂戴的エピソードに偏る事なく、時代の大きな波に翻弄される人々の悲しみとそれを受け止めまっすぐに進んで行く八重の人柄が良く描かれており、読後感は清々しく爽やかだ。画力もしっかりしており、ギャグとのバランスも良い。いまだ震災の傷跡が残る東北、会津だけれど、幕末、朝敵の汚名を一新に着せられて戦火に晒され、それでも力強く立ち上がってきたように、きっとまた美しい故郷を逞しく取り戻してくれるだろう。復興を願って止まない。色々な形で支援を続けたいなあと、改めて思わされた。
2013-07-29
評価点
5
コアラさん
Renta!で購入済み
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夜中に、ボロボロ泣いてしまいました。福島が復興という状況に置かれてしまった今、心にガツンと響きました。どの人の生き方もうつくしいのですが、特に八重さんが…外見の評価や辛い過去を抱えながらも、まっすぐに前を見据える強さが本当にハンサムでカッコよくて、でもキュートで。フィクションとは思えないドラマよりもリアルで、美しい八重さんでした。ぜひたくさんの方に読んでいただきたいです。
2013-08-20
評価点
5
チーズさん
Renta!で購入済み
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読中、何度涙を拭いたことでしょう。。主人公の八重さんの心の機微が痛いほど伝わり、読み進めながら、共に笑い、共に闘い、共に恋をし、共に泣きました。恥ずかしながら、大河ドラマもご功績も存じあげない人物でしたが、新島八重という女性に興味を持ったのでこれから関連書を詳しく読んでみたいと思います。今回、2巻まとめて購入し一気に読みました。素晴らしい作品を描いてくださりありがとうございました。
2013-07-23
評価点
5
はるあきさん
Renta!で購入済み
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このかたの絵もストーリーも好きです。毎回涙なしではみれません。次も楽しみにしています。
2013-08-23
評価点
3
ぷみぽんさん
Renta!で購入済み
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★3つはあえてこれが完全な史実ではないのと今の世の中と照らしあわせて考えた結果です。史実を元にしたフィクションとしてなら大好きな作品です。八重さんがありきたりなヒロイン風美人に描かれていないのが逆にこの強い女性を活き活きとさせているようにも思えます。細かいところでツッコミどころもあるのですが(遊女が外を歩きまわるとかありえない)まあそんな事はどうでも良くなるくらい各キャラが素敵です。男も女も皆ハンサム(見目じゃなく)!…「美しい人」が怒りに任せ命乞いをする人間を射殺したり、またその罪を一生背負って生きていかなければいけないのが戦争なんですね。ただ【そんな時代だった】で済まさず、生き方を考えるきっかけにもなりました。余談ですが同志社の現状(ごく一部ですが)を見たら、襄さんも八重さんもなんと思うだろう?と想像するとちょっと哀しくなります。
2024-08-08
評価点
5
miさん
Renta!で購入済み
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時間ができたので久しぶりに読み返しました。いや、何度読んでも、ちょっと前の作品でも色褪せない作品のひとつです。
2021-07-20
評価点
5
タカちゃんさん
Renta!で購入済み
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八重は新島襄と出逢う事が出来て良かったです。戊辰戦争では辛い思いをしたけれど、素敵な家族に囲まれて幸せだったと思います。両親、兄弟、そして姪のみね。ホント素敵な家族。この家族に囲まれて育ったから八重はハンサムガールになったんですね。大好きな人達との別れも辛かったと思いますが、またねっていう言葉で又何処かで会えているんじゃないかと思わせてくれました。八重さん、素敵な女性でした。もっと八重さん達のことを知りたくなりました。
2020-05-03
評価点
5
tomokoさん
Renta!で購入済み
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八重さんについてほとんど知識がないので、どこまでがフィクションなのかわからないのですが、あとがきにある参考文献の数を見るだけで、作者さんの思い入れと史実を把握したうえでの物語だということがわかります。もちろん、ストーリーもすばらしく、心を揺さぶられる内容でした。生きていくというのは楽しいことばかりではないのですが、つらいときは楽しいことを考えて、激動の時代を生き抜いたハンサムガールの生きざまには感動せざるを得ません。それにしても辛いことの多い人生だったろうと思えるのですが、新島襄さんと出会えたことが、八重さんにとって最高の「楽しいこと」だったのではないでしょうか。
2018-09-28
評価点
5
sesameさん
Renta!で購入済み
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作者買いです。先生のお話はすべて文学作品・映画のようで本棚の見えるところに飾っておきたい作品です。
2018-08-30
評価点
5
サガンさん
Renta!で購入済み
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よく調べて書きあげられた作家さんの意気込みが伝わってきました。ヒロインを美しい、かわいいものとせず、チャーミングに、生き様を描いているのが良かったです。歴史に疎い人にも何か心を揺さぶられる場面があります。