レビュー一覧

直野さんのおじさん受が好きで買ってみました。表紙の２人の他、２組のＣＰが入ってました。そのうち１組はファンタジーでおじさんではなく(笑)鬼さん受でした。直野さんの作品を読んで世の中のおじさんがかわいく見えてしまうマジックにかかりました…。攻めの子たちが男前なのがまたいいのです。絵は言わずもがな、えっちなシーンもてんこ盛りでした。ストーリーよりは、可愛くて愛されているおじ様たちを楽しむと思って読むといいかなと思います。

表題作、悪くはないけどオジサンの性格が子供っぽすぎてハマれませんでした。相手の男の子が不憫で(^_^;) 人と鬼のお話は案外面白かった。ファンタジーものの方がこの作家さんの本領が発揮される気がします。

表題作と「罪悪は肌の上に」「肌の上に散る花」「百年の恋」は、マッチョリーマン×小柄美術教師の連作。体の弛みが気になるオヤジ受けが、とにかく可愛いです。攻めがグダグダ考え過ぎですが、受けへの愛と若さ故だと思います。「恋愛痛」「恋愛痛－悪化－」「その時の彼」は、表題作に登場する攻めの同僚スピンオフ。メガネリーマン×マッチョ清掃員。自分の昼食用にお弁当を作ってたり、可愛いオヤジは俺の事じゃないと悩んだり、攻めがくれた物を大切にする乙女な大柄オヤジ可愛いです。メガネも意地悪で良いです。「許された歌」「真実の歌」は、人×鬼のファンタジー。冒頭含め所々に惨殺シーンがあるので、苦手な方は注意。戦の絶えない世界で武器商人をしている攻めの生き方や価値観、呪歌の魔力を半分封印された鬼。オヤジを愛でていた流れでコレか…と最初はビックリしましたが、設定が面白くてテンポが良く、気付いたら鬼を愛でていました。それぞれが生を取り戻す良い物語でした。

相変わらずラブな親父受けです。この人が書くのはどんないかついおっさんでも、可愛く見えてしまうから不思議だ。そしてラブラブで、とっても幸せ(#^.^#)

おじさん受けは好きなジャンルではありますがおじさんである付加価値も欲しいなぁ。人生経験とか落ち着きとか地位や名誉とか…。

作者買いです。年下受けもいいなぁ、って思えた作品です。

おやじ受け、キライじゃないですけど表題作のおやじはないだろうと思った。２つめのおやじはいいかんじ。最後の鬼もまあまあ。どの作品も読み始めから続きものだった？と思うようなはじまり方で、ちょっと悩んだ。最初のおやじが女子高生みたいだったので星－１コ。

絵のせいもあってイケメンなんでしょうがやっぱりおじさんはきつい。

ＢＬで、約20年くらい前から好きな作家さん。ほんわかーにも、人間味？エロあり。優しさが込み上げる作風が得意なのかな。（笑）ずっと好きな作家さん、オススメです。

3作品あって、年の差、サラリーマンカップル二組と最人外の話です。個人的には最後の人外のお話が好きでした。