レビュー一覧

まだ1巻しか出ていない段階ですが、すごくよかったです！胸が苦しいです。よくある主従ものかと思って読んだのですが、話に厚みがあるというか、たとえBLじゃなくても成り立つようなしっかりとした作りになっています。時代背景もお話の中にきちんと入っていて、あれ？と引っかかることがなくストーリーに入り込めます。性描写はありますがエロくはないです、が、色気はあります。絵がとても綺麗で登場人物も美形が多いです。受けの家令が歳をとるごとに色気が出て来てたまりません。攻めの坊っちゃんはどんどん男らしくなっていきます。今後のストーリー展開が気になりますー！早く続きが見たい。

以前、最初の1〜2巻であまりの救いの無さに、脳内ストレス物質が大量分泌されそうなほど心を痛めました。そして、おしんのような心持ちで3巻を読みはじめると、以降の巻き返しに興奮を促すホルモンが徐々に分泌されていき、5巻を迎えたいま、すっかりランニング・ハイ↑になっています。本当に良かった…心折れなくて。うっかり大河ドラマに使えそうなほど当時の法律や制度を踏まえた上での緻密なパズルのような話は壮観です。日本の誇れる裏大河ドラマだと思います。

歴史物好きだし、設定も脇役もすっごくいいのですが、残念ながら主人公二人にまったく感情移入できず、楽しめませんでした…　生身の人間ぽくないのかな。脇役はいいのに、残念でした。

良かった！！！ 1巻ラスト間際に特にやられました。家令の頑なさが徹底していてまたイイ！ 子爵がなかなか逞しく育ってこの後の展開がとても楽しみです。続きが本当に気になります。絵も背景もしっかりしていて、クラシカルな雰囲気に浸れます(^^)

いやもういい加減うんざりします。主役2人の前言撤回の繰り返し、脇の人物の無駄な推察、無粋な台詞回し…ストーリーも重厚というより冗長かと。胸が悪くなりながらも次は、次こそはと6巻まで読んでしまった自分が憎い！6巻の台詞のない絡みのワンシーンが美しかったのをいい思い出にリタイアします。ここまで読んで出ている続刊に全然手が伸びなくなるって、こんなことあるんだなぁ。。

大好きな作者さんなので、作者買いしました。買って大正解で、悶々としながら読みました。次巻も買う予定です。買って大正解なのですが、大満足な内容ではないので4で。でも、この作者さんの場合は、何度も読み返してる間に色々な気付きがあるので、しばらくしたら5になっているかもですが、、

攻めは貴族の御曹司、受けは年上の美貌の家令、重厚なストーリーにあった美しい絵。名作に出会えた予感がし、どこかで心掴まれるんだろうと思いながら全巻読み終えました。結果、二度と読み返すことはないなと。時代背景的に爵位や家そのものに対する執着は納得しても、その割に同性への恋愛についての葛藤は薄く、冗長とも言える程の台詞量なのに、攻め受け共に相手になぜ惹かれたのか、肝心なところが読者に伝わらない。画力は間違いなく高いのに、いわゆるラブな場面も艶がなく乾いた砂のような印象です。あくまで個人の感想なので、辛口で申し訳ないです。

ヨソで揃えており、レンタさんには既にすてきレビューがたくさんあがっているのですが、、この波に乗りたくて(笑)終わってしまいましたね〜感無量。。桂木がはじめて寝顔をみせた「憂鬱な朝」は思ったより甘かったです。息苦しく窮屈な主従関係から、肩をならべて寄り添う新しい関係へむかうラストの解放感が爽快でした。くるまは人力だし、新橋から鎌倉まで汽車で二時間、お風呂は井戸から水を汲んで沸かす、、時代を感じますよね。。ていうかやっぱり褌なんだなと(´ρ`)全体像をガッツリ描写しないところに日高さんの配慮を感じました(笑)いやもう素晴らしかった。お疲れさまでした！

日高先生の作品は殆ど紙媒体で購入していたのですが電子は外出先でもちょっとした合間に読めるのでダブル購入です。日高先生の作品のなかで今の所、一番好きです。一巻などはどこに萌えが？という感じですが…本当にじわじわと来ます!!主人公の暁人も最初は桂木に自分を見て欲しい振り向いて欲しいと駄々をこねる子供のようで、完璧で超絶美人でしかも鉄壁な桂木の隣には…うーんて感じなのですが、いやいや続けて読んでみて欲しいです!!桂木が欲しい!!だけから、桂木が幸せになる為には!!にシフトチェンジした暁人…自分を犠牲にして、包み込むような愛し方に変わって行きます。桂木も徐々に秘めた思いが溢れてしまい…鉄壁が徐々に崩れて行きます。超萌えました!!焦らされたかいがあった、と思います。二人のお互いを思う気持ちを軸に、登場人物達の思惑が交錯して話も重厚です。ストーリー重視な方にはオススメです!!

憂鬱な朝、待ってました！ちがうサイトで拝見してから続きが気になってしかたありません。絵もストーリーも素敵で。はやく続きを〜！