レビュー一覧

好きです。ヒロインの両親はいったいどうなってるんだ？兄もありえない！中で最後くらい自由にストレス感じることなく生きたいと自分で出て行くことを決められたのはすごいと思う

自分の余命がわずかと知って、最後に自分らしく生きようとしてる令嬢と、一人だけに我慢を強いてるのに、何不自由なく生活できれば充分と考えてる両親。たとえ兄弟のうちの一人、使用人の中の一人でも令嬢に寄り添ってあげていれば、ここまで追い詰められなかったのにと。婚約破棄前提の婚約者が、登場人物の中で唯一まともで令嬢の救いになればと思います。最後は余命宣告が覆されて幸せになるのか、宣告どおりに亡くなるとしても、令嬢にとって幸せな時間になるのか、今後の展開を楽しみにしたいと懐います。

コミック版になるのを待っていました。家族や周りから冷たくされないけど気にもされない。かまってもらえない。寂しさを、絵を描く事で紛らわせていたら、天賦の才能があり、絵に書いたものが動き出す。けど、その才能が生命を削り、気がついた時には余命宣告されていた。そこで自分の行き方を、見直し一人旅に出る。婚約者の家を訪ね、しばらく逗留してまた出掛けようと…非常識な行動に婚約者は怒りをおぼえるが、元々の常識的で根が優しいので、彼女を客として扱う中で、次第にお互いが見えてくる。きれいな絵と、死を前に自分の行き方を、見つめ直し、行動する事で見えてくる風景や、自分を見てくれる人で次第に自分も変わっていくストーリーが好きです。早く続きも欲しいです。