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気持ち良〜く泣かさせて頂きました(笑)人にはそれぞれが「自分と出逢う前まで」の多様な人生がありそれぞれに悩み苦しみ葛藤があって自分なりに解決する、もしくは乗り越えていく。そこには(色んな形で)愛が必要だってことをすご〜くドラマチックに描いている作品だなぁと思います。遠召の生い立ちは親の代からの因縁で相当に歪んでいて新しい家族からの心身共に受ける「虐待」に自らの心を守るために感情を無意識に押し殺すことを覚え姿の見えない「彼」に心理的に縛られながら生きている(重すぎる。。)。一方の高知は幸せ家族に囲まれていたのに先立たれ一人になったとき愛する姉の旦那による「裏切り」が発覚、無意識に取り返しのつかないよーな制裁を自らの手で下してしまう。2人の背負ってるものはかなり重いです。そんな2人は互いに「なくてはならない唯一」だった訳ですが、自分たちの過去を清算し共に新しい人生を進むために歩み寄る。これってもぉBLの域を出てないですか?って秀作です。高知が「償い」に行く前に2人で行った海のシーン、あの無感動で冷ややかな遠召の相当な取り乱しも手伝ってか涙が溢れて読めないくらいでした。決して甘々ではないんですが読後感に充足感がありやんわりと心が暖かくなりました。早いけど上半期のイチオシくらい良かったです。
ダークで優しくて痛々しくて苦しくて、でもホッとしました。そうだった、BLって本来こういうものだったかもしれない…と思いました。ちょっと気持ちが不安定な時に読んでしまったのでシンドかった、という個人的な理由によりマイナス1させてもらってます。
この作家さん、本当に大好きです。情景や心理描写が細かく丁寧で、ストーリーに入り込んでしまいます。BLの枠を超えて素敵なラブストーリーだと思います。
人には、どうしようもない避けられない業があり、ままならない状況に陥りもがいたり諦めたりする。そんな、どうしようもない事情の二人が出会って愛によって、生きようと再生し始めるはなし。話が深い!
これくらい書けるのなら、特にBLものとして出版しなくても…。そんなに甘さやご都合な展開を期待せず、しんみり何か読みたい時にいいかと思います。明るい未来を予感させる終わりも悪くないです。
48時間でレンタルしました!特殊な家庭環境、病んデレ、事件などダークでシリアスな展開満載デス。 ただ義父は可愛がってるんデスょね?なのに義母はともかく義兄とのいき過ぎてる依存関係が理解出来ないデスね。 全員に酷い扱いされてるならまだ分かるんデスけど…。 遠召はちょっと思い詰め易い性格なのかも! ストーリーは遠召と英利の其々の目線で交互に書かれていてお互いの心情が手に取る様に分かりマス。お互いを想う気持ち切なさホント伝わって来ますね★ どうにも為らない事情を嘆きながら純愛を間に二人で抱き締め合ってる感じ。 Blと言うよりは普通の小説を読んでる様な気がしました。 ラストあれでも全然有りデスが欲を言えば二人が心から笑ってるまたは甘くジャレ合ってたりしてる様な様子が見たかったなぁ~。なんて思ったりしてマス。普通のBlとはひと味違う作品でした。
凪良先生お得意の美人受けなので安定感あります。ただとても読み進めるのが辛い…痛い…萌よりも痛さや辛さが先に来ちゃうので読み返せるかわからないです。でもすごいお話だったとは思います。凪良先生にしか書けない話だなとも…。読み返せないだろうことを考えてマイナス1しました。いつか読み返せる日が来るかな…。
先生の作品に☆5以外はないと思っている、凪良先生の大ファンです。この作品もとてもおもしろいです。がちょっと痛いので、他の作品と比べたらあまり読み返してないです。甘々、ラブコメが好みなので!累るに比べたらこちらのほうが痛くないので、好みの問題かなあ。累るは何度も読み返しているので。
登場人物が男性二人で、恋愛要素が絡んでくるので、BL小説ですが、人間の感情の弱いところ、醜いところ、優しいところ、などなどが絡み合って、(BL)小説って感じがしました。
後書きにもありましたように黒成分たっぷりな、シリアスな人間関係の上に立つストーリーです。そして純愛です。勧善懲悪なさっぱりとした読後感はありませんが、その分現実味を帯びた切なさがあり、なによりも普通であることが奇跡のような輝く時間である事を思い知らさせます。心に染み入るBLです。どうぞ作者さん、一般に行かないでBLで書き続けて下さいと切に願ってしまうほど良い作品でした。
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気持ち良〜く泣かさせて頂きました(笑)人にはそれぞれが「自分と出逢う前まで」の多様な人生がありそれぞれに悩み苦しみ葛藤があって自分なりに解決する、もしくは乗り越えていく。そこには(色んな形で)愛が必要だってことをすご〜くドラマチックに描いている作品だなぁと思います。遠召の生い立ちは親の代からの因縁で相当に歪んでいて新しい家族からの心身共に受ける「虐待」に自らの心を守るために感情を無意識に押し殺すことを覚え姿の見えない「彼」に心理的に縛られながら生きている(重すぎる。。)。一方の高知は幸せ家族に囲まれていたのに先立たれ一人になったとき愛する姉の旦那による「裏切り」が発覚、無意識に取り返しのつかないよーな制裁を自らの手で下してしまう。2人の背負ってるものはかなり重いです。そんな2人は互いに「なくてはならない唯一」だった訳ですが、自分たちの過去を清算し共に新しい人生を進むために歩み寄る。これってもぉBLの域を出てないですか?って秀作です。高知が「償い」に行く前に2人で行った海のシーン、あの無感動で冷ややかな遠召の相当な取り乱しも手伝ってか涙が溢れて読めないくらいでした。決して甘々ではないんですが読後感に充足感がありやんわりと心が暖かくなりました。早いけど上半期のイチオシくらい良かったです。