レビュー一覧

最高で下衆でうっとりするような良質なざまぁに慣らされた私たちには、物足りないざまぁに感じることでしょう。ざまぁがあってこそ輝く、虐げられてきた聖女の幸せというものがあるわけです。しかし輝かずとも、そこに幸せはあります。ざまぁは鍛えられた想像力で補えば良いのです。物足りなさにマイナス1として、星４としました。

この星は4話目に捧げます！絵もストーリーもダントツで良かった。犬耳可愛いし、世間知らずからたくましくなっていく主人公も素敵でした。この作者さんのお話は他のもあれば読みたいですね。

ざまぁも兼ね備えたハッピーエンド大好物です！サクッと読めて癖になります♪

どのお話も決して悪くはないのですが、この手のお話やアンソロジーをたくさん読んでいる方(自分含めて)には少し物足りないかなと思いました。キャラや状況など、短編ならではの大胆な切り口があったらもっと良かったかな。

4話はいいね。偽物と言われた聖女と殺し屋になるしかなかった獣人ふたりの絶望から幸せを見つける純愛。あと1話も魔物を食べちゃう逞しい聖女、王子様は現れるけど、この聖女、王子様いなくても大丈夫な感じで良い。タイプは全然違うけど、★4はこの2作の点数。でも他は今ひとつでしたねえ。読み返しても意味わからない話や、幼稚な話もあり何となく残念でしたが、まあ、そういうの含めてアンソロジーは好きです。

全体的にサラッと読める感じで楽しかったです。1話と4話がとくに好きです。

ん〜なんか、一巻をよんで少し期待していただけに、いろいろ残念感が半端ないです。低年齢層向けでしょうか？

１巻も買いましたがこちらの方が好みの話が多かったです。聖女に惚れるお相手の人たちが皆誠実でよかった！♡

個人的には5話が好きです。逞しい令嬢だなと。面白いです。

追放されてからの幸せストーリーで、ざまぁ感はなかったな。もう少しざまぁ感があると読み応えはあったかな？と思ったので中間星評価です。