レンタル51万冊以上、購入133万冊以上配信中!

年齢確認

18歳未満の方はご利用いただけません。あなたは18歳以上ですか?
はい
いいえ

レビュー一覧

太陽はいっぱいなんかじゃない

5点 4.5 3件
  • 4点 5
    1
  • 4点 4
    1
  • 4点 3
    0
  • 4点 2
    0
  • 4点 1
    0
  • 未購入レビューは星の評価(★)の対象外となります。
  • 2023-10-20
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    「作家と校正者」のスピンオフ「ドリアングレイ」の更にスピンオフという位置づけでしょうか。でも良い。双葉さんと同じくらい、もしくはそれ以上に拗らせまくっている四十路手前のアランドロンが自分の太陽を見つけるお話です。途中うじうじし過ぎてどうなるかと思ったけれど、やっぱり泣かされるんですよねえ・・・ちょいと出てくる宙人くんがいい味出してます。

  • ※このレビューにネタバレが含まれています。
    レビューを表示する

    政界の実力者をどちらも家族に持つ英知と四郎の、あまりに対照的な生い立ち。過去を明かされてみれば、英知のストーカー的行動も全く理解できないわけではない。しかし、絶対服従を強いられた父子関係の闇。「色黒作家と校正者」シリーズ本編の大吾は塔野への想いから「母殺し」を選び、スピンオフのスピンオフであるこのお話では、四郎を得た英知がようやく「父殺し」を受け入れる。本編では登場人物の間で交わされる作家や作品談義を堪能。この作品はそれがない寂しさを、政治家とその秘書の濃密な関係が補ってくれました。是非。