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ファンタジー、と言うには「暗色」と呼ぶべき雰囲気が濃厚な王国劇です。物語に登場する悪女達が「予言」の運命にあらがえないまま死ぬ。一見、それだけのように見えますが、登場人物たちの思惑や偶然の重なった殺人事件の考察も出来るサスペンスだと思います。