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なんとなくで借りたのですが、ここまで引き込まれた作品は他にないかも。本当の自分を「パンドラの箱」に閉じ込め、息苦しい思いもしながら田舎で多感な時期を過ごしていくーその中で色々な出来事に触れ、最終的に各々の決断をもとに人生を歩んでいく…といった内容です。自分も主人公と同じく田舎出身の同性愛者なのですが(主人公の方がちょっと若いけど。。)、あらゆる点において非常にリアルな描写だと思いました。柳田先生のように歪んでしまう可能性も含めて、です。また、各母親の反応も「息子が同性愛者だと知ったらこのような反応をするんだろうなぁ」と思えるもので、未カミングアウトの自分には今後の現実を見せられたようでした。同性愛者の人にとっては、たくさんのシンパシーと、自分の人生を見つめ直すきっかけを与えてくれる作品だと思います。そうでない人にとっても、「同性愛者の現実ってこんな感じなのか…」と知ってもらうのに一役買ってくれることでしょう。内容のことばかり書いてしましましたが、絵も場面に応じたタッチで描かれており魅力的です。ぜひたくさんの人に読んでもらいたいと思い、初めてレビューを書いてみました。
読まなくても良かったなあ、と思った。悲しさやせつなさが多くを占めて、読み終わった後に残ったのは、苦い感覚と胸の苦しさだけだった。楽しいBLが好きな人にはオススメできない。
うわー!ここ最近読んだ中で一番面白かったです。7チケでページ数130ぐらいなのに満足です。自分の性に目覚め出した少年達の青春群像劇?って感じですかね。なのでエロはありませんが、感性が面白く読ませる作家さんです。絵もホラー入ってて笑えるし。続きが気になるぅぅ〜。早く読みたいな♪
定期的に読み返しています。私が借りている本の中でぶっちぎりに1位です。読みおわった後なんともいえない後味の悪さ?モヤモヤした気持ち?になりますが、またしばらくすると読み返しています。桐野は最後どういった気持ちだったんでしょうか?先生のようになるのか、諦めているのか、過去を懐かしんでいるのか、はたまた希望に満ち溢れているのか、(そんな風には見えなかった)桐野の決断が正しいか、正しくないか、なんて誰にもわからない。きっと桐野自身もこれで良かった、と言い聞かせているけれど、死ぬまで一生自分を偽って生きていくのが正しいかどうかは答えがでないと思う。考えさせられる作品です。読んだ後毎回あ〜〜良い作品だな〜〜て絶賛しています。
最高でした。サイドAとサイドB両方購入しましたが、文句なし!!!!!買って後悔ないですこの作品!!!そしてラストに大号泣しました。今も胸が苦しい。切ない。彼の選択はこれしかなかったのかな・・・。親のために自分を変えて。理想と違う人生を選んだキャラがいました。見ていてとてもとても切なく苦しかったです。でもこれも一つの親への愛の形なのでしょう。もうひとり。歪んだ人生になってしまったあの先生。この人も、ほかに道はなかったのでしょうか。親が与える影響力は本当に凄い。受け入れる親。拒絶する親。頭では理解しながらも体が拒絶してしまう親。それぞれがリアルで、本当にこういうふうに悩んでいるマイノリティの人たちがいるのだと思うと胸が締め付けられます。男女関係なく、たくさんの人に読んで欲しいと思います。巻末に紹介されていた、珍神の話も読みたくなってきました!!!
んん、これは噂と高評価に違わず読ませる魅せる考えさせられる作品として秀逸。思春期の多感な時期の苦悩や葛藤をコミカルな画像(若干恐怖漫画?)と共に非常にありありと描かれてる。確かにカテ超え、BLと言うより寧ろ本気の青春ドラマで精神愛。ちょっぴりネタバレしますが、やや少女めいた艶めかしい三島を中心に閉鎖的な田舎で性同一性障害に悩みつい同族嫌悪故に虐めることで鬱憤を晴らそうとしていた桐野との間に友情が芽生えたり、同性に好意を持つことを自らが受け入れ難かった不器用な夢野との間に温かな愛情が芽生えたりと悩むベクトルは違えど生きていくこととは時として侭ならないことも多い。だからこそ今が大切なんだな〜なんで思わせてくれた作品です。学校卒業後に桐野が母親を愛してるが故に自ら「曲げて」まで普通を貫いた件はね、切なすぎて凄い泣けました。都合良くオチがついていない分そこに現実味があって何か共感めいた感覚を高揚感を覚えました。いや〜すんごい良かった。
三島と桐野はお互いを死んだ魚のような目だと揶揄していた。そして打ち解けあってからはその間だけ目に光が描写されているように感じる。二人の道が別れて数年経った場面、三島と桐野の目を見比べて悲しくなった。二人とも取り巻く環境は幸せと言えるそのものなのに、こんなにも感じることは違う。
すごい、あぁすごい。なんて面白いんだ!サンプルだけ読むと、ガキならではの陰湿でチープなイジメを軸にドロドロしたストーリーなんだろうかと思ったが、どうしても髪を切られた後の三島くんが(精神安定の女装が出来なくなって)どんなふうになってしまうのか気になって購入してみた。そしたらまぁ、予想を真逆に裏切られ、かなり面白い!この少しホラー紛いの、けれどそ美が付く者には徹底的な美を持って描けるこの作者じゃないと、この漫画は成立しないな。三島くんも桐野くんも夢野くんもあの子もあの人も…美しい。早く続き出ろ〜!
★が5個では全然足りないBLコミックの名作。少女漫画にカテゴライズされていますがエロほぼ無しでも立派なBL作品だと思います。主人公はこっそり女装しマッチョな体育教師に想いを寄せることで自分がゲイなんだろうと自覚している三島、三島を率先していじめるスポーツマンで学校のリーダー格の桐野とお調子者でハーフの夢野。BL展開では桐野x三島と行きそうなのですが、桐野も自分の性(男性)に疑問を持っている同志でした。屋上でお互いのパンドラの箱を見せあった後の関係が微笑ましく、閉鎖的な田舎で恋やただの友情ではないしっかりとした絆で結ばれていく二人。そして三島に惹かれながらもその恋情と現実(男同士での恋愛)に戸惑う夢野。三者三様のそれぞれの生き方が真剣に時にはコミカルに描かれていて、永井さん独自の絵柄と脱力コマのお陰で、重いテーマもバランス良く魅せてくれます。少年達の親も重要なファクターで、息子の性癖に気が付きながらも「私のために選んだ道がお前の我慢や諦めの上にあるのなら私は凄く悲しいし不幸だ」と言う三島母、ホモフォビアのアメリカ人夫を持ちながら「(好きになっちゃったら)仕方ないんじゃないかなぁ」と夢野母、そして夫との不仲をふまえて「子どもなんて産まなきゃ良かった」と母親として最低な言葉を息子にぶつけてしまう桐野の母親。でも愛する息子がゲイかもしれないと驚愕する母親としては当然なのですよね。この物語でヒール役の柳田、永井さんのホラーがかった描写で気持ち悪さもひとしおでしたが、彼も母親に自分の性癖をとことん拒絶された哀れな男。三島を襲いかけた時の「俺を受け入れてくれよ!」には胸が詰まりました。たった一人でもパンドラの箱を共有できる相手が居たらどんなに救われた事か…。SIDE Bでは三島、夢野そして桐野のそれぞれの選択が明らかにされます。幼い頃から母の苦労する姿を傍で見てきた桐野。「母の望む幸せを与えてあげたい、笑顔をずっと見ていたい」それ故「桃源郷を諦める」「強くならなきゃ、私が私のために選んだの」と決心した彼の中に、本当の自分をさらけ出して三島と過ごしたあの短い日々は、大切な礎として残っているんだろうな。母親の為に自分を犠牲にしたのではなく、身を切るように思いをして違う選択をした桐野の強さに心打たれました。何度も読み返しては登場人物みんなに「がんばれ!」とエールを送りたくなる名作です。
BLをレンタルしたのは初です。ほとんどGL愛読者だったので。というのも、私自身が同性愛者(レズビアン)でありましてセクシャルマイノリティー(多数派の異性愛とは違い少数派の同性愛のこと)という枠組みから自分らしい生き方をこの漫画から学んだような気がしました。同性愛者ということで、浮かないように社会で生きていくという悩みや葛藤。そして、そこからどう幸せに近づけていけるのかというのを考えさせられました。幸せの形は人それぞれだとは思いますが、一度きりの人生、自分らしく生きていく勇気をもらえたのでこの作品に出会えたことに感謝しています。
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なんとなくで借りたのですが、ここまで引き込まれた作品は他にないかも。本当の自分を「パンドラの箱」に閉じ込め、息苦しい思いもしながら田舎で多感な時期を過ごしていくーその中で色々な出来事に触れ、最終的に各々の決断をもとに人生を歩んでいく…といった内容です。自分も主人公と同じく田舎出身の同性愛者なのですが(主人公の方がちょっと若いけど。。)、あらゆる点において非常にリアルな描写だと思いました。柳田先生のように歪んでしまう可能性も含めて、です。また、各母親の反応も「息子が同性愛者だと知ったらこのような反応をするんだろうなぁ」と思えるもので、未カミングアウトの自分には今後の現実を見せられたようでした。同性愛者の人にとっては、たくさんのシンパシーと、自分の人生を見つめ直すきっかけを与えてくれる作品だと思います。そうでない人にとっても、「同性愛者の現実ってこんな感じなのか…」と知ってもらうのに一役買ってくれることでしょう。内容のことばかり書いてしましましたが、絵も場面に応じたタッチで描かれており魅力的です。ぜひたくさんの人に読んでもらいたいと思い、初めてレビューを書いてみました。