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レビュー一覧
二番手の女 歌姫としての誇りを胸に、最後のご奉公をいたします
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- 未購入レビューは星の評価（★）の対象外となります。
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2023-11-07
異世界ですが、よくある転生モノではありません。 チートも特別な能力も何も無い、地に足の着いた普通の女性が努力し研さんし高めていきます。 矜持を砕かれ心に大きな傷を負ったにも関わらず、苦境な立場にも逃げないで最後まで貫き通す彼女の意地らしさ、またそうとも感じさせず努めて明るく振る舞う姿に心打たれます。 女神信仰と歌姫の尊厳。 どんな時も振れない芯の強さと、揺るがない信念に何度も目頭が熱くなります。 コミカライズからこちらの作品を知り、原作を読み進めすっかり虜になりました。 作品を深く読み込んで改めてコミカライズを見ると、世界観が正確に表現されています。 観やすく読みやすい。 読み応えのある重厚感のある物語なので、実力のある作家さんに担当して頂いて嬉しいです。終盤まで苦しさが続きますが、アリエッティの活躍を最後まで絶対に見届けてください。続きを楽しみにしています。
Renta!で購入済み -
2023-08-30
珍しい設定に惹かれて読みました。歌姫のすごさとか、音楽でどう救われるのか？はまだピンとくる出来事が起きていませんが、領主サマの思惑はまだ謎なのでまだまだこれから、という1巻です。絶対読んだ方がいい！とまでの盛り上がりはないですが、続刊を期待して待ちたいと思います！慎重派な方は、2巻がでてからのレビューを見て、にしても良いかも知れません。
Renta!で購入済み -
kstさん
4
2024-05-15
2巻まで読了。最初は主人公の肩こりそうな性格が苦手だったけど、親しい人たちの前では生真面目ながらノリの良いところが見えてきて、2巻から彼女の友人たちがたくさん出てくることもあって読み終わる頃には好きになっていました。この主人公、推せる。才能もあるし仕事もできるし努力家だし、ほかの歌姫に比べるとたしかに地味だけれど、神官としてはこの上ないくらい有能な人物です。カービング伯に一度は花嫁にと望まれたのも納得の逸材。あちらの事情に振り回されて神官として出向いたのも結果的には良かったのかも。ただ2巻ではられた伏線？が何やら不穏。主人公をおそらく一番に案じてくれていただろう親代わりの神官長、もしくは神殿組織に嫌な気配を感じます。その上ヨシュアのアリエッティへの隠す気もない好意。友情か恋愛感情かは不明ですが、婚約者のいる身で独身女性にちょっかいをかけるような不誠実な人ではないだけに、あの態度は疑問が残る。神官長といいヨシュアといい何か隠してるよね？？？つづきが気になりすぎる。なるべくはやめに次巻おねがいします！（投稿名：kst）
Renta!で購入済み
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いやいや！恥を知れ！恥を！と激怒してしまいました。4巻まで読んで、巻を重ねるごとにヨシュア・カービング辺境伯という男が嫌いになります。美麗な作画に騙されてはいけません。美しい立ち姿…カッコイイと思わせて最低野郎です。主人公のアリエッティ目線で描かれているのでどうしても悪いのは巫女姫のアリシアになってしまいます。確かに普段の素行も悪く、神殿でも好き勝手にしてそうで良い印象は全くないのですが、実際、アリエッティにアリシアからの実質的なイジメや攻撃は描かれていません。最初に悪い印象になったのはヨシュアがアリエッティを蹴ってアリシアを熱望したから…1巻の最初に神官長から説明があります。カービング辺境伯が心変わりしてアリシアを花嫁に熱望される…神官長が説得するもカービングが求める花嫁は巫女姫アリシアと。そこまで好きな男に言われたら、そら嬉しくて舞い上がってまうわな…アリシアも…アリエッティ目線からみた夜会でのアリシアのヨシュアへのベタベタも礼儀作法がなってない非常識かも知れないけど原因を作ったのはヨシュア、あんたや！！しかも面倒くさいから適当に相手して放置。そらアリシアもかわいそうやよ…ホント…しかも、2、3巻ではアリシアと婚約するという流れなのに、アリエッティにグイグイいくヨシュア。それを世間では二股と言うのですよ。そして4巻、ついにアリシアとの婚約取りやめ、その時に言った言葉が正式に婚約自体も交わしていない！とな？！噂が独り歩きしただとー！！これはアリシアからみたら裏切りですよ。花嫁に熱望されてそのつもりマンマンやったのに知らないうちに取り下げ…馬鹿にするなですよ。アリエッティも一度、花嫁にと言われていらないから神官になどと貶められて、その悔しさを忘れてはいけません。私がタイトルをつけるなら"クズ男カービング辺境伯に振り回される恋愛脳の巫女姫と堅物の神官様"ですね。ストーリーの流れ上、アリエッティとヨシュアがくっつくんでしょうけど、その時は、スマホを振り上げ、地団駄を踏んで、雄叫びをあげます。