レビュー一覧

お嬢から『無能』だと罵られ、誹られていた執事が解雇され、ホワイトな公爵家に拾われて実際、有能だった執事が幸せになる話。正にテンプレであり、王道な話。後は、どれだけ魅力的な肉付けやら、執事の心(読み手側)に響く出来事なり言葉が掛けられるかが、ポイント。絵面が結構、クセ強めなので、テンプレ的な内容が続くと5巻までで完結の気配。

元貴族から迫害を受け追い出された主人公の執事が拾われた別の貴族に寵愛を受け活躍する物語。

万能執事モノ…とでも言いましょうか？有能なのにブラックな環境で貴族にいい様に使われてきた主人公が、令嬢のわがままを切欠にクビになり、もっと親切で優しい主人に出会い少しずつ心癒される…と言った感じです。ありきたりかも知れませんが、最初の主人の令嬢の悪態が酷すぎてもうこれより底辺扱いは無いだろうなと思いたいです。とにかく追放されてからの主人公は色々と規格外で能力が非常識な上に世間に疎いです。そのせいか、色々とズレてる感があり自信がないのでチョッとくよくよした感じが余り好きじゃない人はイマイチかも知れませんが、私はそこまで嫌いではないです。取り敢えず、お試しでアリだな…と思えれば読んでみるのも良いと思います。