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若い頃に一時、愛し合っていた二人ですがヒロインの母親の言葉に勝てず、別れました。そして現在、理由があり、ヒーローはヒロインが誰だか分かっていますがヒロインはヒーローが誰だか分からないまま惹かれます。ヒロインは若い頃、ヒーローと別れてしまった事を後悔しており、今回は母親に縛られず自分の意思でヒーローと生きていこうと決めました。若い頃は、親に反対されてまでも付き合う勇気が無いヒロインの気持ちも分かりますね。

若い頃の恋を拗らせた二人が幸せになってよかったです

基本悪い人は出てこなかったので、読んでいても嫌な気持ちはしません

若い頃、支配的なヒロインの母親に別れさせられたヒーローとヒロイン。偶然夜の海で再会するとヒロインを困らせてやろうとしたら拒否されず困惑しまだ未練がある事を気付く羽目になったヒーロー。ヒロインは母親が次々連れてくる花婿候補にうんざりだけど亡き父の言葉に締め付けられ逆らえない。弱いヒロインかと思ったらヒーローとの再会で強くなっていきます。

全体的にはロマンチックで運命的で良いと思うのですが、ヒロインが良く知らない相手に惹かれていくのはたとえ実は初恋の相手だったからだとしてもちょっと気になりました。

若い頃ヒーローの出自が気に入らなかったヒロイン母によって別れさせられた2人が大人になり再会するお話。全体的に暗いトーンですが、ヒロインは傷のあるヒーローを受け入れ、最後は正面から母に立ち向かい、全てが良い方向に向かっていくと予感する終わり方でした。でも…置物置かれてもって思うので☆3つです（笑）

ヒロインがよく分からなかった。過去にヒーローをけってるくせに、その理由がなあ。そんな程度だったのに、鬱屈した日々で美化されたんかなあ。ヒーローがかわいそう。

始まりが陰鬱で、辛かった。初恋ものは辛いものが多いですね。未熟で純粋だった２人が成長してオトナになり、でも変わらず初恋を忘れられない状態で出会う。お互いがそれぞれ心の中の問題を乗り越えて２人で幸せになる。静かな物語でした。ヒロインを支配していた母親も、逆にヒロインによって救われたような気がします。ヒロインの成長が周りを幸せにしたんですね。

芸術家同士だから気持ちも分かったのだろうけど、熊の木彫りを置いていかれて、これは孤独な熊だわ！とは私だったら思えないかも。このふたりは、お互い理解しあえているからハッピーエンドだけど、普通人の感覚とはずれてる。。。

復讐といいながら非情に慣れないヒーローと父の遺言ってことで母に従順なヒロイン。物足りない感じの本でした。