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うーん、ちょっと消化不良。大筋では描きたいことがわかるしそれは面白そうなんですが、これは2巻には入りきらないのでは…。身分を偽って夏原に近づいた清掃員の神崎の視点でほぼ進みますが、三者三様にもう少し詳しい背景と心の機微が見えないとどうも入り込めない。普段の一巻分の時間でサラッと読み終えてしまったほど。またネタバレは避けますが周囲の人間の言動にも納得がいかなかった。そして肝心の事件の部分が個人的には一番まずいかなぁ。いや、そんなふうに行くわけないよね!?と思ったら全然ハラハラも出来ず。サスペンスも楽しみたかったので残念。
面白かったです。最後が思わせ振りな形で、続きが読みたくなるジレンマを感じますが、作者様はミステリ、サスペンスがお上手です。とは言え、「心の殺し方」みたいなヒリヒリ感はなかったかな?鉄馬と正夫はキャラが凄く解かりやすいのに対し、りょう はちょっと物足りなさを感じました。鉄馬に依存する精神状態から正夫を許していく過程がもっと欲しかったです。単なる流され体質に見えてしまった事が少し残念(いや、実際そういうキャラなのか?)でも、正夫の「きれいな魂」のセリフはズクンとしました。あと一巻位、長くじっくり読みたい作品でした。
心を殺す方法が好きで読んだのですが誰にも気持ちを投影できなかったです。淡々と進みすぎたせいかもですが、ラストは映画のように見る人に委ねられて、それがサスペンスとしてはよいのかもですがblとしては中途半端に感じてしまいました。
作者買いです。独特の絵の雰囲気とストーリーの展開の温度が合っていて、いい意味で後味悪いです。
ひりひりするような三角関係は作家さんの得意とするところだと思いますが、終わり方が雑。こういうプツンと切れる終幕もありかもしれませんが、2巻もかけてあの終わり方は読者に不親切では。
作者買いです。カシオ先生の本はいつも仄暗い部分がありますが、ほぼハッピーエンド寄りに終わることが多いです。ですが、今回はバッドエンドでした。登場人物達が本当のところどういう人物で何を考えていたのか不明瞭に描かれているところが、どんどん物語に引き込まれていって面白かったです。「○○は、こういう性格だ。」という会話はストーリー上あるのですが、読み手側としては本当にそうなのかな?とか、それはそのキャラクターの目を通してそう見えてるだけで、他のキャラクターから見るときっと違う人物像なんだろうか等想像を掻き立てられます。上下巻ですが、途中で終わる感じなので続きがみたいような、この先は行き止まりなので、ある意味見たくないような…。サスペンスがお好きでしたらおすすめです。作画が少し不安定な部分があったので星をひとつ減らしました。
心を殺すよりは好き。どうも作者様とは相性が良くないようです。
この後どうなってしまうんだろう…って終わり方!!!いいですねぇ。ジェットコースターのてっぺんまで登って、あっ落ちる!って瞬間で終わったみたいな。面白かったです。
終わりのない悲しさしが残る話でした。サスペンス要素ありで読みごたえがありました。このあと二人はどうなったんだろう・・・。
たしかに「太陽がいっぱい」を連想した。でも,サスペンス的なハラハラ(生きてる?とか)はあったんだけど,臓腑をえぐるようなハラハラやピリピリした感覚が足りなかった。マサオに仄かな色気も欲しかった。アランドロンには勝てないかぁ(笑)ラストはいいんだけど,だからこそ途中のそれぞれの心情や背景のもっとねちっこい描写が欲しかった。マサオ視点で描写も多かったけれど,もっと劣等感や苛立ちなんかをしつこくてもよかった感じ。りょうも宙ぶらりん。鉄馬が一番役どころとしてはおいしかった。2巻じゃ足りない!私みたく名作を思い出した人には,ちょっと物足りないかも。「心を殺す方法」で期待値高かっただけに,ちょっと辛めの評価です。
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うーん、ちょっと消化不良。大筋では描きたいことがわかるしそれは面白そうなんですが、これは2巻には入りきらないのでは…。身分を偽って夏原に近づいた清掃員の神崎の視点でほぼ進みますが、三者三様にもう少し詳しい背景と心の機微が見えないとどうも入り込めない。普段の一巻分の時間でサラッと読み終えてしまったほど。またネタバレは避けますが周囲の人間の言動にも納得がいかなかった。そして肝心の事件の部分が個人的には一番まずいかなぁ。いや、そんなふうに行くわけないよね!?と思ったら全然ハラハラも出来ず。サスペンスも楽しみたかったので残念。