レビュー一覧

イラストに惹かれて購入しました。不遇な眠り姫が目覚めてからもしばらくは不遇は続きますが、嫁いでからは淡々と話が進みます。忘れた頃にオメガ設定が出てきますが、強烈なヒートや運命野の番などはなく、設定が生かされていなく残念でした。

技術的にも展開的にも違和感なくスルスル読めますが、面白かったかというとそんなに。

長い眠りから覚めたら環境一変という内容紹介読んで、勝手にもう少し軽い話かと思ったら意外と主人公が辛い環境だった。でもそこからひたすら大事にされて幸せになっていくストーリーなので良かった。作者さんがあとがきで触れている通りわりと穏やかなお話です。釘宮さんの作品、たまにとんでもない攻がいるのでヒヤヒヤしたけどこのレーベルではどの作品も受を大事に甘やかしてくれる攻なので安心。ただオメガバ設定はありつつほとんど意味のない状態なのでフェロモンとか番を楽しみにしてる人は期待しないでください。

ぶきっちょ純愛×けなげ純情のじれじれ物語。おとぎ話を読んでいるようなエンディングでした。

出会いの時は、受けと攻めが逆だと思ったら、まさかの剣技大会優勝者もした彼が受けだとは！母に疎まれ、父は愛人の元にいたのか不在がち。母に褒めて欲しくて花を探しに行った挙げ句、落馬して目が覚めたら四年が経ち母は死んでた。愛人の子が跡継ぎで、受けは半地下で寝かされてた日々。正妻になった愛人には、父親と同じくらいの男に嫁がされそうになるし、父は現妻に気を遣って、攻めの元にさっさと行かせるし。不憫な受けですが、父と義母義弟がぎゃふんと言って欲しかったなぁ。

思ってたより可愛らしいお話で、紆余曲折もあるにはあるけど、大事に至らず。な感じでホッコリしました。せっかくのオメガバース設定が活かしきれてない感があったのは残念ですが。

激しい展開などはなく穏やかな王道ストーリーだと思います。さらっと読める作品でした。

かまってちゃんって言うより行き違いですね。寂しい気もわかる。

とても溺愛かつ可愛い作品でした。アシュリーの己の強さと、クリストファと一途さに丸め込まれて、父や義母達のくそなやり方や、すがりつきが、気持ちいいくらいにやってのけてください。シルヴァンやリュカの真摯な、姿勢がありがたく、途中、バカな乳達の関与があるか？とハラハラしましたが、よかたった。母は改心したけど、結局、アシュリー父はクズでした。ソフトオメガバカです。なんで、オメガバースにしたのか？いらないんじゃないかなぁ。アシュリーの妊娠のかまで書かれてたなら、いいですが、それもないし。嫡子を外したいだけのオメガバなら、不要だったし、成り立ってたので。みずかねりょう先生が、もっとーーーーでした。