レビュー一覧

芥川龍之介の芋虫みたいに、ゾッとしました

どんなお話しなんだろうと、興味を持って買ってみたのですが、ちょっと中途半端。兄に執着していた弟が最後に自分も手足を地雷で亡くして、今度は兄が弟に執着する。文章にして書くと、すごく重い感じですが、絵柄のせいかさっさと読めてしまいました。まあ、1コマが大きいからかもしれませんが。

血の繋がりはない兄弟間での依存、拘束、監禁です。要素的にはド重いんですけどサクサク進むのと絵柄からあまり重くは感じませんでした。

怖いもの見たさで読みましたが最後わかりあえてるしハピエンでした。病み系苦手だけどそれでもちょっと物足りなかったかな。

お互いがお互いを大事に思っているのが良かったです。最後の展開も成程、となる感じで面白かったです。

紛争地域で負傷した医者の兄が四肢欠損(両手の欠損と左足は麻痺)で声もあまり出せない状態で戻ってきて、義弟が介護するんだけど、弟の執着というか…エロというより虐待に思えてドキドキしないし…途中は話の中にもあった小説へのオマージュとゆうか寄せまくったお話だし…兄が外部との繋がりを何とか経て、やっと兄弟が同じ痛みを分かちあって最後に少しまともな恋愛になった(？のか？)お話でした。多分もう少し細かく掘り下げて描けばもっと感情が読む側にも乗りそうな内容と展開でした。この2人はお互い幸せと思ってるならメリバとゆうよりハピエンです。

好き嫌いがかなり分かれると思いますが、内容はかなりサクサク進んでいくのでそこまでの重たさはないと思います。薄暗い話がそこまで得意ではない人が読むのに良いかもしれないです。

もっとすごいの期待しちゃった化も怖いもの見たさで。なので、肩すかしというか....弟の執着がすごい。けれど、これだけだと、どうしてここまで執着したのか伝わらない。兄の方が、若干分かりやすいかも。ですが、裏切る部分が...うーん、もう少し濃いのを期待してしまった。

キャンペーンだったので怖いもの見たさで読みました。すっきりとしない終わり方です。結果として兄の方がヤバいのかなー？

内容がちょっと重い感じで病み系の作品でした。なので笑えるとかはなくてちょっとズーンとしました。