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個人的には戦争を経験したことがない世代です。こうの先生のやさしい、あたたかなタッチで描かれているこちらの作品は、上中下と分かれていますがどの巻も、その時代で生き抜いてきた人たちの生活や、その時に使っていた生活の道具や、食べ物が結構細かくユーモアたっぷりに描かれていてとても親しみがもてます。ストーリーの途中から広島に原爆がおとされて、いままでそこで生きてた人々は家族を失ったり、お母さんが亡くなって子供だけで生きていかなきゃならない現実や、ひとりぼっちになってしまった子供の姿が哀しみをさそいます。主人公の女性がとてもおっちょこちょいのお陰で、旦那さんのお義姉さんに嫌味をいわれても、全然へっちゃらな性格も好感が持てますし、作品全体がひよつの絵のような感覚です。語彙力がなく申し訳ありませんが、とても印象に残る作品だと思うのでおすすめです。こうの先生、これからも応援しますので心に残る作品をたくさん描いてくださいね。
読んで…。私は、この土地も時代も知らないけれど、ここまでこの空気を感じたことに。
読んで見たかった本なので、レンタル出来て、読めて良かったです。
夕凪の街桜の国も読みましたが、そちらと違い 原爆についての描写はほぼないです。 日常生活が主人公の目線で描かれていて、現実か空想?か境目が曖昧で、不思議な世界観です。段々と戦争が近づき、当たり前だった日常が、大切な人や思い出が容赦なく奪われた結果の終戦…と書くととても悲惨な状況の筈ですが暖かい絵柄もあってか主人公や家族の淡々とかつ逞しく、良い感じに笑いが混じえて生きていく姿は、人間はなんだかんだで強いと思わせられる。映画も好きですが、原作の雰囲気が好きです。 (投稿名:れんれ)
映画を見て原作を、是非読みたいと思いました。
ヒロシマというものを、恐怖だけの側面以外から覗いているような不思議な作品でした。原爆ものは怖くて読めず、その時何があったのかから目を逸らしてきましたが、そんな自分でも読むことが出来ました。のんびりとしていつつ、内側に熱いものが流れているような素直な主人公に好感が持てました。
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個人的には戦争を経験したことがない世代です。こうの先生のやさしい、あたたかなタッチで描かれているこちらの作品は、上中下と分かれていますがどの巻も、その時代で生き抜いてきた人たちの生活や、その時に使っていた生活の道具や、食べ物が結構細かくユーモアたっぷりに描かれていてとても親しみがもてます。ストーリーの途中から広島に原爆がおとされて、いままでそこで生きてた人々は家族を失ったり、お母さんが亡くなって子供だけで生きていかなきゃならない現実や、ひとりぼっちになってしまった子供の姿が哀しみをさそいます。主人公の女性がとてもおっちょこちょいのお陰で、旦那さんのお義姉さんに嫌味をいわれても、全然へっちゃらな性格も好感が持てますし、作品全体がひよつの絵のような感覚です。語彙力がなく申し訳ありませんが、とても印象に残る作品だと思うのでおすすめです。こうの先生、これからも応援しますので心に残る作品をたくさん描いてくださいね。