レビュー一覧

よかったです！お勧めしますよ。漫画家を辞めて旅にでる自伝漫画。　続きが気になって読みました。線も綺麗だし　お遍路に興味なくても　面白く読みやすかったです。旅をしたとき人にお世話になった記憶が蘇りました。さすがに長年プロでやってきただけの安定した画力で安心して読めます。旅と人生は同じなんですね。

なんか身につまされそうでさけてたけど面白い　マンガ家でなくても全部の人にためになると思う。絶版になってるから105円で読めるのは良い。

失礼だけれど簡単に言ってしまうと、失業したから自分探しの旅に出よう・・・的な話。　辛い道中を色々な人に助けられて御遍路を回りきるのだが、「こんな辛い事があった」「こんな人に親切にしてもらった」という苦労話と人情話のみであり、御遍路に関してはほとんど触れられていないので、旅漫画ではなく、日本国内でのサバイバル漫画である。　読んだ感想は「他人事じゃないな」「我々の生活は恵まれてるな」「人との繋がりは大切だな」という感じ。　契約社員である漫画家でリストラというのは妙な表現であるが、漫画家に限らず誰しもが有り得る事なので、中々に重い話である。　こういうのは野暮だが、漫画家として仕事が無くなったからって吹っ切れすぎだと思う。あと旅に出た時期がもの凄く悪い。（漫画の内容的にはおいしい時期だけれど）

この話は、実際に四国八十八ヶ所を回った者にしか、わからないと思う。

だいぶ前に借りたんだけど、面白くて忘れられない。四国のお遍路さん、父もしてたけど、本当に心洗われる体験だそうで、自分もいつか行ってみたいなと思いました。この作家さん、今はどうしておられるのでしょうか？またどこかで作品を拝見したいです。

なんかねー、過剰な自己憐憫が鼻につくんですよ。お遍路経験者なので、数少ないお遍路漫画という事で読んでみたんですけど。ネームも多くて読みづらいし、作者が自分自身に酔い過ぎだと思う。高橋よしひろと本宮ひろしが登場したシーンがこの漫画の最初で最後のクライマックスだった。よく言えば作品より作者に魅力があるタイプとも言えるかもしれない。画力はあるのですが…

なかなか、面白かった。けど、文字が多くて、全部漫画じゃないのが残念。

売れなくなった漫画家が投げやりな気持ちで出発したお遍路の旅。もう一度復活してほしいな。

お遍路さんは、長く続く文化で、最近では多くの外国人も参加しているとの事ですが、単純に日本を横断とか縦断とか１周とかいうものではなく、四国全体を巡礼するという旅は、人生に置いて自分自身を見つめ直すという事になるのだろうと思う。55歳にして仕事が無くなり、四国に旅立った元漫画家は、何者でも無いただの中年であり初老の男という、等身大の、この漫画の主人公であるからこそ、引き込まれるところが多々ある物語になっています。