レビュー一覧

ロングセラーなので。フェリシティとその父親の甥(？でいいのか？)ピダルが遺産相続で再会して恋に…というお話。絵はキレイだけど動きがカタイかなぁ。あと"家じゃない城"が教会に見えますゾ(^^;)ピダルはフェリシティのことをふしだら女と誤解しているモードが続きます。今ひとつ二人が平坦でステキに見えないせいで、感情移入が難しかった。コトに及んだのもなんか唐突な感じ(笑)ふと思ったけど二人に血の繋がりはあるのか。けど、話はソツなくまとまってました。

ヒロインの母親はどうしてヒロインを父親に会わせなかったのでしょうか。父親が精神病だったから？手紙さえ渡さず娘に本当のことを言わなかったのはなぜでしょう？そのくせヒーローからお金の援助は受け取っています。どうもすっきりしません。ヒーローは初めてヒロインとベッドを共にしたときなんであんなに酷い態度を取ったのでしょうか？ヒロインも売り言葉に買い言葉ではなく気持ちを正直に言えばいいのに。二人が反発ばかりしていて見ていて疲れました。

最初から何か思うところがあるなぁとは思っていたけど、何故そう思い込んだのかとか何の説明もなく終わってしまって総じて説明不足、説得力がない。あとは背景がアンダルシアに見えないねぇ。ヨーロッパも色々だからね。

ヒーロー、16歳のヒロインの一瞬だけ見て、襲った相手を信じて「みだら」って、本当に見る目ないわ。ヒロイン父・・・祖母に逆らえなかったって。しかも、祖母が亡くなってもヒロインとは会おうとしなかったのよね。弱い、弱すぎる。何だかんだでヒーローはヒロインに手を出そうとするし。嫌味なことを言って、母には・・・ってケンカ売ってのはそっち（ヒーロー）じゃない。ヒーロー母、自分の身内可愛さは仕方ないけど「こういう家柄だとどうしようもないことがあるのですよ」だと？ヒロイン父とヒーローが自分勝手な性格になったのは、周りの人たちの影響が大きかったのでは？認知はされていなくても、ヒロインはお嬢様ではないですか。これだけ一族に良いように扱われ、ヒロインもよくあっさりを許せるものだな。

寡黙で優しく穏やかなヒーロー、カッコいいです。陰ながらずっと支え続けていた事を明かさずいたってのが、さらに好感度高いです。

なんというか、ヒーローがちょっとひねくれてる。ヒロインは普通の女の子。何をキッカケにふたりの関係が進展するのか、楽しみに読みました。

絵が綺麗で読みやすいけれど、やはり他の方も書かれているように人物相関図が欲しかった。

原作ペニージョーダン、すごく大人っぽい作品です。その分手答え充分、満足なお話です。

頭の中で人物相関図が作りにくい。再会のシーンから主人公たちが薄っぺらい感じで、途中に出てきた毒舌使用人やヒロインを過去に襲った不良男とかの方が、キャラとしては余程印象に残った。

ヒロインに父親の事をそんなに隠す必要があったの？あれだけ父親に会いたいと思っていたヒロインだけが蚊帳の外じゃ可哀想です。ヒーローは・・・ヒロインを誤解していたくせに初めてだと知った時の言い草に唖然。しかもヒロインが愛してると言ったとたん僕もだって後出しもいいとこ。あれだけ辛辣な態度を取っておいて、どうも好きになれないヒーローでした。