レンタル43万冊以上、購入107万冊以上配信中!

年齢確認

18歳未満の方はご利用いただけません。あなたは18歳以上ですか?
はい
いいえ

レビュー一覧

総合評価
5点
1.0
(1)
5点 5 0
4点 4 0
3点 3 0
2点 2 0
1点 1 1

※すべてのレビューが表示されていますので、Renta!で購入していないレビューも含まれています。

2021-11-28
評価点
1
踊る工芸家さん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
奴隷を酷使しても原爆を落としても謝らないアメリカの爪の垢を、軽々に謝る日本の政治家は煎じて飲め、と主張する著者。この人は「悪いことをしたら謝る」という躾を受けて来なかった、或いはその神髄を理解しないまま、大人になってしまったようだ。日頃は日本の伝統が美徳がと宣う割に、事が外交に及ぶとアメリカその他の「謝らない文化」に軽々に迎合し日和る。日本人としての誇り・矜持が乏しいのだろう。国家観が自虐過ぎて自省と自虐を混同しているのか、或いは「民度の低い集団ほど反省せず悪いことをしても謝らない」という事実を知らないのかも知れない。この脆弱さが自称保守(似非保守・ネトウヨ)の愛国心である。「誠意を見せろ」が「金を払え」を暗示するヤクザな価値観に抗えないようで、「謝れば賠償を求められ払わざるを得なくなる」と信じて疑わないようだ。このようにすぐ相手に言い包められる交渉下手な右翼界隈が長年政治を牛耳ってきたために、何度謝罪し賠償しても伝わらず日本の国益は損なわれ続けてきたのだが、本著の読者がいつその事実に気付くのかは不明である。