レビュー一覧

吉田秋生ワールド全開！ダメな母親としっかり者の子ども。ちょっとパターン化してる気もしますがいいお話です。今後に期待。連載始まったばかりだからなのか、登場人物が多くて説明っぽいセリフが多いのが少しわかりにくいところがあった。

海街diaryのスピンオフということでいいのかな。すずの義弟のお話です。大人の都合に振り回されて大変なのは、いつも子どもたち。吉田秋生さんのお話は、登場人物が、脆さもありながら逞しく生きていくところに惹かれて、昔から読んでいます。このお話も大好きになりそうです。

すごく文字が多すぎる。それなのにバランス良く配置してそれも自然に上手く配置して読みやすい。すごい。内容は、とても良かった。愚かな親と賢い子どもの組み合わせと、全て凌駕するようなラスボスの対比？共存？も良かった。

気がついたらでていた最新刊。今号は平均して書き込まれた背景　人物描き込みで白っぽいページばかりでなくホッとしながら読めました。

海街ダイアリーの続編があったのを知らず、今一気読みしました。登場人物それぞれに事情があり、トラブルがあっても周囲の優しさや助けで乗り越えていける（つらい場面もあるけれど、、）日々の暮らしが愛おしいです。年配の皆さんのキャラが立ってます！

登場人物の心情の細かさや、それぞれの問題に対してのそれぞれの対処の仕方の違いなど、きちんと描いていてとても好きです。

やはりうまいですねえ。海街にちらっと登場して印象を残したすずちゃんのなんちゃって弟和樹くんと彼を取り巻く温泉町の人々を描く作品。ちらっとアフロ店長出てきてかっこよくてよいです。すずちゃんたちにも出てきてほしい。毒親の呪いをなんとか回避して成長する子供たち。それを助ける大人な大人たち。どうしようもないこともあるけれど希望はどこかにあると思わせてくれる暖かい作品。吉田先生の絵がどんどん変わっていきますね。いい意味でとがったところが丸くなったような。かつてのきりきりした感じも好きでしたけれど。

吉田先生の漫画は奥が深いので、新作が出るたびに読んでます。前回からの和樹君がメインで登場していて、守君もせっせと旅館でお手伝いしています。それにしても子供を描くのが上手だなぁと思いました。

坂本龍一がファンだった吉田秋生先生。続巻が本当に楽しみです。

ほのぼのとした、この穏やかな日常のなかで成長していく主人公たちの姿には、輝かしいものが感じられる気がします。