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おもしろいと言うのは違うと思いますが、怖いです。ホラー好きで不条理なお話に抵抗なければ楽しめると思います。残酷な少女は全く無意識に罪を犯しているように見える時もあれば、それは完全に故意にでしょう?と思う時もあり、それがかえって恐怖を募らせる。ベテランの漫画家さんはさすがですね。
わたなべ先生の愛らしくてノルタルジックな絵と、残酷な展開が絶妙な作品だと思います。
小さい頃に読んだきりでしたが、ページをめくるとハッキリ思い出せました。グロい描写でもわたなべまさこ先生の絵は嫌な感じがなく、それでいて恐ろしさもあるなぁと思います。
なんかトラウマになる、と聞いてドキドキしながら読みましたが、確かに怖いけど、怖いだけじゃなく、何か哀しくなってきます。自分も親だからか、両親の気持ちが胸に沁みます。上流階級らしい美しい話し言葉が、内容のショッキングさを和らげてくれた気がします。誰も救われず、確かに鬱展開といえばそうですが、そこはさすがの作者さん、最後の最後での、父親のモノローグが何とも切ない。素晴らしい作品だと思います。
前半は執事のナレーションがあって読みやすく、ドキドキ感が増しました。 後半は淡々と人を殺めていくのですが、ママに会いたいロザリンドの心の内に、仲の良い家族(被害者)への嫉妬もあったのかと、私的に感じてしまった。 衝動的にか、計算しての犯行か不気味です。
天使のように無垢な美少女が次々と人を殺していく・・・という話だとわかっていて読み始めましたが、想像以上に濃い内容でした。驚くほどハイペースで人が死んでいきます。8歳にして、一つとして同じ殺し方をしない知能の高さをもちながら、人殺しをしたことを隠さず正直に話してしまうマヌケなところが同居しているロザリンドに、なんともいえない不気味さを感じました。ロザリンドは名門の家に生まれたお嬢さんですが、祖先に殺人鬼として処刑された少女がいて、その遺伝子が引き継がれてしまったのかもしれない・・という設定です。でも、祖先の殺人少女がゲームをするように殺人を楽しみ、神を冒涜しながら死んでいったのに対して、ロザリンドは信仰心にあつく、うそをついた人をこらしめたり、死にたがっている人を神様のもとに送ってあげよう、という善意から人を殺しています。快楽殺人者を思わせる描写は出てきません。彼女に「呪われた血」が流れていたのか・・について謎解きをしてくれれば、もっと楽しめたかな。
天使のように愛くるしい8歳のロザリンドが、無邪気に殺人を重ねていく大長編です。わたなべまさこさんの美しい絵柄と凄惨なストーリーとのギャップもあいまって、その世界に引き込まれてしまいました。最初、ロザリンドはうっかりで殺してるパターンもあるのかな?と思いながら読み進めていましたが、いや、やっぱり分かってやってるんだと思うと、余計に恐ろしさが増します。つっこみどころも多いですが、そこは呑み込んでください(笑)子を持つ親としては、あの最後を選んだ父親の気持ちは良くわかる…が、罪もない多くの人を殺したにしては、甘すぎな気もします。お母さんも、心中を図る前に、殺人はいけないことだと諭すなりして欲しかったな…でもそれじゃその後の話が続かないか。
ルシファー=悪魔は、とても美しくて魅力的な姿をしているといわれています。なぜならば、もともと天使だったから。そんな悪魔に魅了されないよう、人間があえて醜く恐ろしく描いただけ。聖ロザリンド=悪魔…。大人たちを磔って?どんだけ怪力なんだ。どう考えても8歳の少女の仕業ではないですよね。などと、ツッコミどころが満載、且つ、大人や親の間違った偏愛=エゴや思い込みで、死ななくてもよい他者が犠牲になる不条理も、わたなべまさこ先生は、しっかりと描いてくれます。ロザリンドの母親が娘を想う愛の行動に、母は強し。と、切なくなり、可愛きゃ〜なんでも許すのか!?世の男性=執事や父親にありがちなグズグズッぷりにイライラもしました。(爆) もし、神が許すならば、来世は「可愛くなくてもいいから、平凡な一生をおくれる子に生まれて…」と、最期に、娘の倖せを心から願う父親の深い愛情を描いたことで、さらに味わいのある物語になったと思います。
可愛い顔して戦慄のサイコパス幼女ロザリンド。悪い事をしているという意識は一切無しに、むしろ自分ではいい事をしたと思っているのが恐ろしい。だから隠しだてはしないし正直に自分の仕業だと言うのだけれど、誰も信じないのですね。もどかしい。行く先々で残虐な殺しを重ねているのに、最後があんな安らかでいいのかと思ってしまいます。確かにロザリンドは嘘をつくことはなかったけど、それで天国に行けたのかしら・・だとすれば非常にモヤモヤします。40年以上前の作品なので髪型や服装に時代を感じて、そこはいい感じです。
昔、読んだことがあって、懐かしくて読み返してみました。ロザリンドはもちろん、両親や殺された人たち、全員不幸なので、落ち込みましたが、ストーリーとしては素晴らしいです。これがコミックの世界であることが唯一救われます。絵も素晴らしいし、何十年たっても引き込まれるわたなべまさこ先生の説得力には改めて感動しました。
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おもしろいと言うのは違うと思いますが、怖いです。ホラー好きで不条理なお話に抵抗なければ楽しめると思います。残酷な少女は全く無意識に罪を犯しているように見える時もあれば、それは完全に故意にでしょう?と思う時もあり、それがかえって恐怖を募らせる。ベテランの漫画家さんはさすがですね。