レビュー一覧

ネスもフィキも愛が深くて、こんな愛し方があるんだと、お似合いというか、この2人が結ばれてよかったと心から思った。ネスのねじれ具合もフィキの真面目さも、2人とも恋愛に不器用なのも可愛い。銀種のあり方は辛い。

究極のツンデレ受けなのかな。。。（笑）殺伐とした雰囲気から濃厚エロまで堪能しましたー！！ですが、少し銀種が人間嫌いというのと、ネスがゴチャゴチャと考える心の気持ちが繰り返しになって、読むの疲れるなぁと思うところが何度か。。。それがページをとるので、サーッと終わった2人のこれからをもっと読みたかったなぁと思いました。

はじめましての作者様でした。すみません、合わなかったです。「銀種」？とかいう設定が私にはわかりにくかった。たぶん、わかりにくいから説明につぐ説明でだらだらと説明を言い訳のように重ねて読みにくくなっているのでは？と思うほどでした。まぁこれは私の読解力の問題なので、本当にすみません。数十ページから先に進む気力もなく読了すらしてないので、正当な評価とは違うんですけど。

銀種ゆえの過去の描写が辛かったですが、幸せになれて良かったです。

これは猫との関係だ！と思い、独りニヤついてしまいました。傷ついた野良猫(の様な主人公)が、徐々に心を開き、自分だけに信頼と愛情を向けてくれる。攻め様も無償の愛を注がずにはおられないでしょう。主人公の過去が痛まし過ぎましたが、幸せを掴んで、ホッとしました。もう少し先まで読んで見たいと思いました。笠井先生のイラストが本当に美しい！

銀種への対応がとても可愛そうでした。ネスの過去が酷すぎて、フィキのお陰で幸せになれて良かった。ただ、普段読んでいる作家さん達の文章と違うので、文章に慣れなくて違和感あったかも。

銀種やその護衛、絶対者との関係性等設定の中で敵との戦いは新しく感じ面白かったです。ただ銀種の性質は心が痛む描写もあり人間の卑劣な面が哀しいです。受けも攻めも独自の生き方を貫くタイプですが、設定上の互いに生死を助け合う為だけではなく惹かれ合う２人のやりとりにニンマリします。

読み始め、作者様の竜のシリーズがよぎりましたが、また違って楽しかった。いつもグロとエロをうまく組み合わせていますが今回はだいぶグロの方はソフトな気がします。エロは愛たっぷりで二人が幸せそうで読んでいて愛しくなります。また次の作品を楽しみにしてます。

久しぶりにこの作者様の作品を読ませていただきましたが、ずいぶんと読みやすくなっていて驚きました。好みが分かれる独特の文体ではありますが、慣れると心情がよく伝わってきます。今作は切なさとエロがいい具合に配置されていてとても良かったです。銀種の設定が今までになく新鮮で、ミソですね。例えば似たような設定で吸血鬼モノがありますが、銀種と同じく不死である吸血鬼でも、元は人間の場合が多数なので死生観は人と共通なわけです。でも、銀種は人の型ではあっても人ではない。そのため根底の価値観が全く異なる。そんな主役2人のやり取りが、どこか面白かったり切なかったり、ちょっとグロ表現がチラチラしますがエロはバッチリで大満足です。

銀種と言う独自の種族が面白かった。受けが特殊なだけに恋愛に臆病なもどかしさが最後まで続いて、それでもいかに愛されているか…、それに尽きるお話でした。双方とも、何処で想いを自覚したのか、やや曖昧な感じでしたが、面白い設定の世界観だったので、銀種のお話続けて欲しいです。