レビュー一覧

途中で泣けるシーンもあるし、主人公があまりにもという感じで何度か目を離しました。思いが通じたあとの甘々な日々も同じくらい長く読みたかったです。ストーリーとしては王道なのではないでしょうか。でも、何度か読み返そうな気がします。

途中にかわいそうなくらい泣けるところがありますが、誤解がとけて甘甘のところは、最高です。

作者さんのお話は、ヨーロッパ各地の街並みや文化とスイーツの描写が安定のクオリティ！個人的にはオメガバース設定のお話よりは、それ以前の普通(?)のBLの方がより華やか且つハードな悲惨受けで面白かったのですが、オメガバース作品群も好きです。今回は受けの心情の切なさが自然でよかったです。前作はレ・ミゼラブルか！？というぐらいあり得ないほどオメガが追い詰められていったので。心情的には切なさバリバリでしたが、身体的にはそれほど酷い目にはあっていないので、ホッコリ読めました。しかし…オメガバースでヨーロッパ風味になると、なんでかハーレクイン調になってしまいますね。セレブな男と誤解されるのが仕事！みたいな人魚姫タイプのヒロイン(大抵貧しくて、身体も弱い)の、一目惚れ→事件が起こって別離→劇的に再会するけど誤解されまくってて拗れまくり→ヒロインが責められて心身ボロボロに→ヒーローが後悔して懺悔→聖母のように寛容なヒロインがアッサリ許してハッピーエンド…という王道をいってます。エッチもアッサリ目なので、初心者に優しいオメガバースだと思います。

健気でとても好感がもてました。それ故相手にもっと頑張って欲しいと思い、微妙な残念さがありました。

はぁ〜ホントこの作者様のオメガバースは切なくて、受けが健気で攻めが困ったちゃん笑。結果ハッピーエンドと分かってても、こちらはいつも泣かされてしまいます。

マンガから来ました。オメガバースは苦手な方なんだけど、この作品はテンポよく読めるのがいいですね。

兄が助かっていたのはよかったけど兄の逢瀬の相手はクズですね、その逢瀬の相手の弟と双子の弟で惹かれあったのは偶然かな、結局攻めのお父様をどうやって説得して結婚したのか謎だけどまぁまぁ面白かった。

分冊版の漫画がまとまっているのかと思ったら、小説でした。漫画よりも軽快な感じです。漫画ではもっとシリアスなイメージでしたが。小説はハーブとお料理のの描写が詳しくてその点は良かったかな。

αがすごく嫌な感じでしたが楽しく読みました。

優勢オメガの愛莉も劣勢オメガの海莉も オメガとして生を受けた時点で行く末を決められるなんて哀しい設定です。海莉もヒューバートも初恋同士なのに中々番えずにモヤモヤさせられますが最後には溺愛イチャイチャが待っていました。