レビュー一覧

1冊丸ごと表題作。アンソロでお見かけしたコトはありますが、ほぼ初めての作家さん。初めての作家さんなので購入をちょっと迷いましたが、サンプルの手応えが良かったので購入。ストーリーは普通かな…。引っかかる所は無いケド、予測可能なストーリー。でも良かったですよ。絵柄も良かったし、攻め受け共に大人な.誠実なキャラが良かったと思います。 ちょっと気になった所。髪の色で見分けはつきますが、攻め2人の顔は似てたと思う。今後のコトを思うと、目の形を変えるとか、キャラの引き出しは増やした方が良いと思う。あと、エロ描写が結構長い割にはエロく感じませんでした。綺麗過ぎるのかな…。まあ、こういった上品なエロがお好きな方もいると思うので、好みの問題なのかも知れませんが、私はもっと読み手にも情熱が伝わるような、優しさもありつつ激しさもある！みたいなエロの方が好きです。せっかくのオメガバース、運命の番なんだから、もっと激しい描写を入れても良かったんじゃないかな？

予想通りの内容で面白味に欠けました。もうちょっと捻りが欲しかったですね。あと要らないコマ(感情の読み取れない表情アップ)が気になって集中できませんでした。

ストーリー的に面白いかと思って購入したが、何故かあまり面白くなかった。登場人物誰にもはまらなかった。

オメガバースは出版社によって設定が決まっていたり、個々で自由に設定していたりするので、それらのどれに該当するか知った上で読むことをオススメします。ふゅーじょんぷろだくとのオメガバースに慣れていたので、番がいるのにΩがフェロモン振りまいて発情し、番でない‪α‬も反応してしまうという設定が始め違和感がありました。なのできちんとどういう世界観なのか理解してから読むといいと思います。とはいえ、そこまではっきり設定を先に書いていないので少し戸惑いますね。

番を失った辛さに耐え生きていたオメガが運命の人に巡り合ったけど、亡くなった番への想いや失う怖さで拒んでしまう描写が切なくて素敵でした。最後は乗り越えてラブラブハッピーエンドになるのも良かったです！

誠実な年下α攻めです。相手を思いやりながら、接していく姿や本能にも正直なところに好感が持てました。

なるほど、そうですよね。運命の番だと思う人に、既にパートナーがいると知ったら。他の人には高スペックであろう年下の攻め君が右往左往する様子にキュンキュンきました。物憂げな雰囲気の受けが魔性になりつつあるラスト付近は、ちょっと意外でしてが、それはそれでアリかと。書き下ろしで5年後に飛びます。その後を少し垣間見れて良かったです。

運命的な出会いシーンの「雷に打たれたようだった」描写が控えめだったのと同様にヒートもラットも他のオメガバに比べると控えめです。詳しい話もせず、ただ、番がいるから…と攻めの気持ちを拒むのに薄幸感を隠さず、突き放しもしない受けの態度を好意的に見られるか、どちらに感情移入するかで評価が分かれそう。

オメガバース初心者なので、番が亡くなるパターンもあるのだと知りました。なかなか切ない話。

運命の番ってだけで好きになったのかなと疑問に思う。もう少し心情を深く掘り下げてほしかった。全体的にさらっとした印象。