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レビュー一覧

鬼灯の聲〜昭和連続射殺事件〜 単行本版

5点 4.1 10件
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  • 未購入レビューは星の評価(★)の対象外となります。
  • 2020-07-21
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    主人公の気持ちが分かる。虐待サバイバーなら分かる人多いんじゃないかな。

  • 2020-03-05
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    モデルは永山基準のきっかけとなった永山則夫ですよね。すさまじい貧困で人の心が荒み、暴力が連鎖する様子が良く描けていると思います。稲垣先生の絵は独特で好みは分かれるかもしれませんが、私は好きです。線が太くて荒っぽいタッチはこの作品にぴったりだと思います。続きが楽しみです。

  • 2021-11-23
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    読んでいて苦しくなりました。幼少期、母親に酷い虐待を受けた上に、成長の過程でも何度も期待しては裏切られ、周りには彼を認めて支えようとしてくれた人も現れていたのに、最後にすがりついたのは、結局、母親なんですね。そして無差別殺人への最後の引き金を引いたのも母親。それでも、母親のつらい幼少期を知った主人公は「これを知っていたら…」となお許そうとする。母親はそれほどまでに子どもの人生を支配できるものなのかと恐ろしくなりました。そして今まさに虐待を受けている子どもたちも、親に対してこんな強い愛情を持っているのかと思うと…本当につらいです。

  • ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    表紙が良いのと、昔から目にする漫画家さんなのでハズレは無いだろうと思って購入。実際にあった事件を漫画化したそうです。私は、この事件を知りませんでした。この漫画によると、生い立ちが壮絶で時代性があるとはいえ主人公に同情してしまいます。母からの愛を求め続ける描写は涙なく読めませんでした。テンポ良く、引き込まれて2巻とも読了。やはり実録ものはベテラン作家で決めるべきですね。満足してます。

  • 2025-06-27
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    読めばすぐに分かると思いますが、ある元死刑囚をモデルにした作品です。日本の裁判史上で最も有名な事件の一つで、今やウィキペディアでさえ彼に関する情報は得られますから、内容に目新しいところはないかもしれません。しかし、漫画で読めるというところに、この作品の価値があると思います。ビジュアルイメージがつくことで手に取りやすい人もいると思います。彼自身がメッセージを届けたかった人たちへ一層届きやすくなっていると思います。また、漫画だと、起こった事実を外側から眺められる感じがしました。その点で、彼自身の著作を読むのとは別の充実感がありました。また、実録という形にしなかったことが、この作品の価値を高めていると思いました。あくまでモデルにした人物がいるけれど、創作上の人物という設定にすることで、死刑囚個人への興味ではなくて、「この主人公」として、あるいは、もっと広く社会問題として、読めるんだなと。他の方のレビューを読んで感じました。この作者さんはホラー漫画を多く手掛けている方なんですね。漫画力高いなあと(上から目線ですみません)思いました。レンタで出会うまで全然知らなかったのですが、ホラー誌に描いてらした作家さん、力のある方がたくさんいるんですね。「絵画修復師キアラ」とか「相羽奈美の犬」、レンタで初めて知りました。話が逸れましたが、この漫画は、ふだん本をあまり読まない人にこそ、読んでほしいです。おすすめです。

  • 2024-06-13
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    作者買いです。思ってるほどグロくはなかったです。淡々とその人の人生を描いてるので可もなく不可もなくでした。買わなくても良かったかなー。

  • 2021-05-27
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    とても複雑な気持ちで読みました。不幸の連鎖で人はこうも心と脳が侵されてしまうのかと。虐待は受けたことはありませんが悪い事が度重なると、主人公のように何もかも物事を悪く考えていってしまうという事が怖いぐらいこの物語からとらえられました。感動とかはなく、ただただこの状態で病んでしまっては、こういうことが起こりうるんだなと。他の方のレビューで書かれていましたが実在する人物なんでしょうか・・・こんな親に見捨てられるような事が起きているのが事実だとしたらとても恐ろしいです。

  • ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    幼少期のトラウマは大なり小なり誰にでもあると思う。親の愛情を受けないで育つと歪んだ性格になるわなあ。非常に切ない話だった。

  • 2020-02-21
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    ダークです。幼少期の体験(生い立ち)がこんなにも人格を形成してしまうのかと…まだ1巻しか読んでいませんが、父親の真相や母親の行動の真意など謎が多いです。ただ、虐待を受けている殆どの人は愛情を待ち続けるか、自ら受け取りに行くか(確認行動)の選択をしてしまうんでしょうね。どちらが正解とかは誰にも分かりませんよね…