レビュー一覧

東独という一般に馴染みのない（それはつまり創作において掘り起こしがいのあるテーマということ）舞台を選んだまではいいのですが、やってることは改造人間による超人アクション。しかも純粋にアクションとしてみても、初期の進撃レベルであんま躍動感がない。オイオイ・・・。東独が舞台の話なら砂の薔薇東ドイツ編でも読んだ方が100倍まし。

銃は撃たないんだけどシリアスで大人なガンスリという感じです。いつの時代もどこの国でも反政府組織というのは自分たちの思想だけが優先される世界で一般市民を無差別に殺す畜生だなあ。

２巻まで読みました。☆４にしていますが、４．５です。　　子供の頃、ソ連と並んでオリンピックの金メダルを独占していた謎の、西側の私たちにはどんな国なのか皆目わからない国でした。　　まず「東ドイツ」を題材に選んだ作者さん、素晴らしい！！　　この物語はフィクションなのでしょうが、フィクションであってもずっとわからなかった東側の国の一端を垣間見ることが出来るのは嬉しいです。　　ヒロイン、アナがとても健気。実の両親に捨てられても、養父母はとても大切に育ててくれて。　敵とも知らずに、ユキロウと恋に落ち、ユキロウも心を動かされ・・　　この後の展開が見逃せないです。　　どんな過酷な物語が待っているのか、２人の恋は、そして、アナたち体制側も解放運動を目指すフライハルトもそれぞれが「祖国のために！」と命を懸けている。　　それぞれの運命がどうなっていくのか目が離せません。

話の内容は面白いが絵面が進撃の巨人に少し似ていて残念だ。戦略、戦闘、スパイ活動、現実にありそうだが超人的な戦いは漫画だなぁと感じました。

歴史的な要素も含め、ストーリー、キャラクターと描写が独特です。台詞があまり多くはないように感じますが、台詞一つ一つが鋭くて幾重も意味があるように思えて、(終わっていはいませんが) 今までのストーリーは完成度が高いなと感じています。話の展開も予測不可で、続きが待ち遠しい作品です。

設定がとても興味深く読み応えのあるストーリーでした。

社会主義が支配するその国に住むアナベルは、古本屋を営む青年・ユキロウに密かな恋心を抱いていた。。東ドイツが舞台なのに、日本人が活躍してる（笑）世界観はなんとなくハン〇ーハンターを想像しました。

あの時代の社会主義国家の陰にどんな特殊部隊があってもおかしくはないとは思うけど、ちょっと人間離れし過ぎてて荒唐無稽に思えました。

1巻試し読みして即4巻まで購入。めちゃくちゃ面白い。時代背景もテーマもあるかもしれませんが全員それぞれ国家を思って動いていて、作品全体に気品があって良いです

対立する立場にいる二人だけど、これからどんな展開になるのか気になりました。