レビュー一覧

華褥シリーズが大好きすぎるので、こちらに手を出すのはちょっとだけ怖かったというか、華褥が終わったのが寂しすぎてこちらを反発してたというかライバル視してたというか。でも読んだらやっぱり面白い。作者様の他の時代物も読んでいますが本当にしっかりとお調べになってるという上からの言い方で申し訳ないくらいお上手だなと感じました。作者様のご祖先が旗本とどこかで読んだ気がするのですが家系図とかあるかな、いいなぁとその時代の空気に触れられるようで、その空気を分けて頂けたように思います。良くも悪くもお坊ちゃんな主人公の立場を上手く活かした、それでいて先生ならではの周りの溺愛執着は健在でこれからも楽しみです。

『華は褥に咲き狂う』シリーズのスピンオフ。しかし30〜40年ほど経過しているのであっちの上様や御台所は出て来ません。

華は褥のスピンオフ。こちらを読んで改めて躍動感のある面白いストーリーを書かれる先生だと実感。脳内で完璧にあの名場面が再生されました。

宮緒せんせい待ってました！華は褥に…シリーズが完結してしまいスピンオフでも出ないかなーと思っていましたが、放置されてた感じの桜吹雪のお話がぐっと動き出して嬉しいです。愛ゆえとはいっても都合よすぎな場面がありますが、これが時代もんの醍醐味ですよね。

時代劇にあまり興味はありませんでしたが、好文たちの活躍で悪人たちが裁かれるストーリーにすっかりハマりました。それにBL要素が加わり最高です！２巻では、茨木や明星の秘密が少しばかり明かされることに…。続きが楽しみです。

さくしゃさまおいです。はなはしとねにさきくるうより

どっちかって言うと遠○の金さんのスピンオフの感じがしますが前作といいいい気味で期待が外れます。