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話の発端が1760年代だとか、片方の主人公の親が死んで兄が当主になってから主人公たちの関係が暗転するとか、片方の主人公が家を出た後成り上がるとか、ヒロインとヒーローの立ち位置を変え、情念もドロドロ要素もなくした『嵐が丘』に貴種流離譚要素も加えた感じの作品です。コミック版は使用人の女性ネッサ視点で語られるので更に『嵐が丘』っぽいです。コミック版の内容ですが、ヒーローがイザベルに恋していたのに彼女が異母兄エドワードを選んだショックで以後女性不信になったという設定(原作ではおかげでヒロインとの関係も拗らせています)がカットされているとか、イザベルの死因が違う(原作では落馬)とか、エドワードが密輸を始めたのはイザベルに先立たれたショックと彼女の死を防げなかった罪悪感からの暴走だという設定が解り辛くなっているとか、他のもと先生の作品同様結構原作から変えてあります。特に目に付く改変点は原作ではほとんど書かれていない主人公たちの子供時代に結構尺がとられていることと、原作ではヘタレの駄目男にしか思えなかったヒーローの性格がイケメン化していることで、この二つは改善点だと思います。クライマックスの嵐のシーンも原作は何だか唐突感があったのですが、コミック版は原作の別エピソードを足しつつ(原作ではこの時点でエドワードは密輸から足を洗っています)前後に無理を感じさせない流れでしたし、嵐のシーン自体も緊迫感のある絵で原作以上の出来になっていたと思います。
さすがもと先生!ハズレがない!ヒロインが可憐で、芯が強くてとても素敵。ヒーローも男らしくていい。憎らしい兄ですら、最後はいい人に見えました。
美しい絵柄と、予想以上に二転三転する骨太いストーリーで、ドキドキしながら読みました。姫の純粋で正しいところも可愛らしく素敵ですが、周囲の人々の善良さ、優しさに、ほっこり温かい気持ちになれました。姫の生まれが、ほかでもない実父に実証されたうえ、ヒーローとその意地悪兄上の確執も、鮮やかに解消されての大団円。よい人ばかりでとにかく温かい ストーリーでした。
作者買いしました( *´艸`)王道って感じです。ヒーローもヒロインも可愛くて性格良くてよかった。ヒロインが拾われて実は貴族の娘だったとかわかって最後はハッピーエンドです。安心して読めました。最初エドワードお兄様が悪いやつだなーと思ったけど最後のシーンでやっと仲直りしてかばってお亡くなりになってしまったところでジンときました。こういうの描くの上手だなぁとほれぼれしました。ちょっと気になったのはやけにセリフとかナレーションのコマ文字がすんごい多いなーっと思いました。
作者買いです。このヒロインは雛が、初めて見たものを親だと思って慕う様に幼少の頃よりマーカス様だけを愛しているんですね。ハーレクインの王道です。
美しい絵に、まるで映画を観ているようなストーリーでした。可愛らしく、美しく素直なヒロインと、勇敢で正義感あるヒーローと、登場人物も全て完璧に配置され、静かな感動をかんじました。
面白かったです。絵がきれいで読みやすい。HQではラストが駆け足になってしまうことが多いのですが、こちらの作品は最後までじっくり描かれていたので読み応えありました。
ヒストリカルはやっぱりキラキラでクラシックな画が断然いいですね。もとなおこ先生お見事です
ヒロインは叔母様以外は天に守られているかの様に育てられたと思います。ヒーローの義兄も意地の悪い面もありましたが、ヒーローやヒロインにもっと意地の悪い事も出来たと思います。作者さんの絵は、時代考証にあっていますね。
伏線が願い通りに回収されていきハッピーエンド!安心して読めました。とにかく絵の雰囲気がロマンチックでぴったりです
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話の発端が1760年代だとか、片方の主人公の親が死んで兄が当主になってから主人公たちの関係が暗転するとか、片方の主人公が家を出た後成り上がるとか、ヒロインとヒーローの立ち位置を変え、情念もドロドロ要素もなくした『嵐が丘』に貴種流離譚要素も加えた感じの作品です。コミック版は使用人の女性ネッサ視点で語られるので更に『嵐が丘』っぽいです。コミック版の内容ですが、ヒーローがイザベルに恋していたのに彼女が異母兄エドワードを選んだショックで以後女性不信になったという設定(原作ではおかげでヒロインとの関係も拗らせています)がカットされているとか、イザベルの死因が違う(原作では落馬)とか、エドワードが密輸を始めたのはイザベルに先立たれたショックと彼女の死を防げなかった罪悪感からの暴走だという設定が解り辛くなっているとか、他のもと先生の作品同様結構原作から変えてあります。特に目に付く改変点は原作ではほとんど書かれていない主人公たちの子供時代に結構尺がとられていることと、原作ではヘタレの駄目男にしか思えなかったヒーローの性格がイケメン化していることで、この二つは改善点だと思います。クライマックスの嵐のシーンも原作は何だか唐突感があったのですが、コミック版は原作の別エピソードを足しつつ(原作ではこの時点でエドワードは密輸から足を洗っています)前後に無理を感じさせない流れでしたし、嵐のシーン自体も緊迫感のある絵で原作以上の出来になっていたと思います。