レビュー一覧

すごく深いオメガバースのストーリーでした。アルファがもっと良い人で、「先に出逢っていたら、間違いなく好きになっていた」というようなキャラだったら、もっと切ない物語だったのに、、、とも思いましたが、そうしないでβの先輩を誠実に描いたのは、この作者様の優しさなのかな。一歩間違えたら、救いの無い結末になったかもしれないのに、幸せな未来を感じられる結末でした。しかし、オメガの主人公の選択には、胸の潰れる思いです。自分の運命を、自ら切り開いた重い代償。彼等の未来に幸あれと祈りたいです。

運命の番って、一緒になれたら幸せ！…というストーリーが多いので。この作品みたいにココロが求めるベータ、カラダが求めるアルファ…と葛藤するオメガという内容は…深いですね。何かを失うハッピーエンドは切ないものです。それでも、そんな嫌な終わり方ではなかったので、こういう話もあるんだな、と思う作品でした。スッと記憶に残るので、一度よめれば満足です。

え！ハッピーエンドだけど、ハッピーエンドなのかどうなのかもっとファンタジーな感じでハッピーエンドが良かった、こーいうのもあるんだーて初めての展開だったけど、なんか結局Ωもαも辛い思いした結果のβにとってはハッピーエンド？いや、なんか複雑な気分でした。でも将来養子とか考えることできたら精神的な繋がりの2人の方が2人にとっては良い事だったのかな？αだけ一生運命の番は今後現れない、と考えたら何か可哀想な気もするけど、なんかヤリチンのゲス野郎気味だったから、ま、いいかな(笑)て気にもなりました。サラッと読めたけど面白かったです。

すごく奥が深くて考えさせられるお話でした。下手にどっちも好き〜３Pみたいな展開にならなくてよかったです(笑)

こんなオメガバースってあるんだ…って驚いた。深すぎる愛に泣いた。

オメガバースものならではの設定で、こういう展開もあるのだろうなーという感じです。最後はハッピーエンドですが、三者三様に少し悲しい結末でした。もう少し話数があれば深く描けて良かったのではと思うので☆4です。

オメガバースが好きでよく読みますが、この展開は初めてでした。以前から「運命の番」って強引だなぁと首を傾げることが多かったので、昨今の「運命の番と結ばれる＝最上」が主流の中で、ではない結末を描かれた作者さんの勇気を感じます。オメガバースにも色々な愛のかたちがあるんだと教えてもらいました。

これは何とも驚愕の作品です( *ﾟAﾟ)。最後まで読んで驚いてしまいました。銀川先生の作品は他にも読ませていただきましたが、どれも心に残るよい作品です。この作品は衝撃です。既に遺伝子レベルで与えられていた運命？とも言えるものに、自らの意思で選び取ったものを運命として築き上げようとします。でもそれは何もかも上手くいく万々歳なものではなく、代償もあり、他の誰かを不幸にすることでもある。運命の番を失った沖島さんは、これから幸せになれるのでしょうか？超クールな沖島さんが唯一心揺さぶられ、執着した運命の番。沖島さんにとっては、立樹君と結ばれることで得られたであろう情愛を失ってしまったのよねー。とても切ないです。沖島さんがとってもとってもかわいそうです。彼もやっぱり立樹君に愛情を持っていたと思います、衝動だけじゃなくて。彼が幸せになれるよう祈らずにいられません(ノ_＜。)

Ωの彼の決断が！こんな結末も有るのかとびっくりしました。

意外と面白かったです。オメガバーツ系のって、ちょっと軽く見てたけど、意外と深い