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短編集ですが、どの作品も猟奇的な描写を含んでいるため、苦手な人はご注意を。セックスの描写も精神的に痛々しく重苦しい印象が強く出ており、互いに満たし合うような描写は少ないです。猟奇的な心情をがっつり描くことでストーリーに深みを出そうという意図が窺えますが、短編という紙幅上の問題もあり、ただただ痛々しく見えるだけという部分も多々あります。どの話も、この結末に行きつくためにここまで当事者を追い込む必要は無いのでは?という印象が最後まで拭えませんでした。
他の方も仰ってましたが、2回以上読むとよりしっくりくるお話が多いです。そのくらい感情面が深く掘り下げてあります。特に表題作は何度読んでも思うところのあるお話でした。エロ描写は期待出来ませんが、その分キャラクターの性格やふとした表情が可愛らしかったり、色っぽかったりするので、ストーリー重視の方には充分満足出来るかと。攻があまり男臭くない作品が多かったです。
表題の砂の下の水脈はとてもよかったです。少しわかりにくい話は2回目に読むと、ぐっときます。しっかりした思いのある作品でした。
評価が低いんで迷いましたが深井作品なので期待を込めて購入。面白かったです。全体的に暗い作品ばかりでしたがそれぞれ救いが用意されていてホッとしました。
作者買いです。ストーリーの仄暗さ、もやもや、闇、病み。根っこにささくれのような痛みをずっと抱えながら読み進めるので、時にふわっと地上に出た小さなハッピーに、ほっとします。それが作者さんのストーリーテラーとしての底力なのだと思うのです。読後に「苦手」「嫌い」という感想をお持ちの方も、中にはいらっしゃるかと思いますが、それもこの作品が残すしっかりした爪跡だと思います。
最初の話は出だしがキツイ内容で、好きな作家さんなんですが正直購入を後悔しそうになりました、でも何度も読み返すと味が出てくる作家さんなので、やっぱり好きだなと思いました、春宵値千金。はこの本の中で痛々しい場面もなく、切ない描写があるけれど、比較的すんなり読めました、ですがやっぱり大御所は、砂の下の水脈です、終わりまでずっとずっと続く仄暗さ、内容の痛々しさ、目を背けたくなるけど、苦しくても何度か読んで行くうちに惹かれ始めて、だからこそ最後のラストが胸に染み込んできます、でもまぁ、自分の気分がどん底の時は読みたくないですね(笑)暗い内容が多い本だけに、あとがきの面白さで気分が晴れます。
短編集なので展開が早くチョッと残念。エッチも結構入ってますが...切ない系が好きな人には堪らんかも。
回数重ねて読むとジワジワくる作品です。絵は好みがあると思います。
短編集です最後の作品はとてもいいなと思いました
短編集で、タイトルの話は最後の方に入っています。ある日目が覚めたら…というパターンはよく見ますが、これはその中でもこう来るか、と思う作品です。ミステリー調でどんでん返しもあるので、もうちょっと長く読みたかったと思いました。
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短編集ですが、どの作品も猟奇的な描写を含んでいるため、苦手な人はご注意を。セックスの描写も精神的に痛々しく重苦しい印象が強く出ており、互いに満たし合うような描写は少ないです。猟奇的な心情をがっつり描くことでストーリーに深みを出そうという意図が窺えますが、短編という紙幅上の問題もあり、ただただ痛々しく見えるだけという部分も多々あります。どの話も、この結末に行きつくためにここまで当事者を追い込む必要は無いのでは?という印象が最後まで拭えませんでした。