レンタル51万冊以上、購入133万冊以上配信中!
指定したジャンルは検索結果に表示されません
年齢確認
この作家さんの可愛くて愛らしい人物たちとほわほわとしたお話、大好きです。ほわほわしてる割にはちゃんとやることもやっているのだけど、絵柄と雰囲気のせいかエッチシーンも可愛くて甘くて切ないです。お話は主人公の高校生辰彦くんが、小さいころから可愛がってくれていた従兄の篤杜くんへの気持ちに気づき、戸惑いつつもやがて気持ちを伝え恋人同士になるまでのお話です。辰彦くんは主人公ながら覇気がなくてややネガティブでかったるいのだけど、おばあちゃんが好きで、おばあちゃんの畑仕事を手伝ういい子です。辰彦くんのことを大切に想い続けていながら口に出せず(もちろん手も出せず)、ずっと切ない悩みをかかえていた篤杜くんも一途で感情表現が素直で優しくていい人です。その悩みを打ち明けられた篤杜くんのお姉さんもさばさばしていい感じです。そういえば出てくる人たち皆、嫌な気持ちにさせる人がいないので、読後がとても穏やか。刺激的なのが好きな人には物足りないかもしれないけれど。この作家さんの「こいしいかおり」もお勧めです。
最近、平喜多作品にはまり過ぎな病い。割としっかり目の線が好みなので、ちょっと絵がサクッとし過ぎなタイプかなと苦手でしたが、今は作品全体に感じる陽だまりのような暖かさの虜です。本作は、表題作関連でまるっと1冊構成で、作品の世界にどっぷり浸かれるのが嬉しい。読み終わる瞬間は名残惜しい気持ちで胸一杯になりました。作品全体の雰囲気がたまらなく好きです。例にサンプルにある「いつまでもシャイで傷心な辰彦にすてきな恋が訪れますように」ってピアノを奏でるシーン。台詞も行動も一歩間違えたら、体がカユクなるような感じ(個人的に)。そんなところもスーッと自然に読ませてくれる不思議。感情がふつふつと少しづつ沸点に向かっていく物語構成が、もどかしくもあり、キュンでありました。
ほんわか、ふんわりなイトコとの恋愛模様に癒されました〜。絵柄は不安定ですが、作風にマッチしててよかったです。本編他、ショートショートも数本入ってて◎
平喜多さんのお話はどれも、こころがささくれ立ったとき、無性に読み返したくなるお話で本当に大好きです。派手な展開やキャラクターは出てこないのだけど、ほっとするし、読んでいるうちに慰められる…絵もお話もキャラクターも皆やさしいです。
告白のシーンが印象に残りました。辰彦と篤杜のそれぞれの想いの重みが見事に表現されているなあ、と感じました。他にも登場してくる人物の想いの交錯具合もいい味を出してると思います。
子供のころの回想シーンが二人の関係を上手く表現していて良かったです。おっとりした主人公と過保護な従兄。主人公がほんわかしていてほのぼのします。あと宮城弁使ってるのが良いです!文末の「べ」とかね。
2010年初版とのことですが、今読んでも絵が古くさくないし、テンションも優しくて、ほわーんとしてて、癒し系だなぁ。1冊表題作ですが、ちょっぴりお友だちのお話もあります。表題作は、先生ばかりを好きになる高校生とその高校生を小さな頃から世話やいてて恋愛感情をもっているいとこのお話。最後までくっついて、こんな柔らかい雰囲気なのにきちんと致しているし、とても満たされました☆
ただただ初々しくてピュアでかわいい二人がいました笑そして辰彦はいろんな意味で成長して大人になってってる笑ほんわかしてて互いの相手を好きって気持ちが全編から伝わってくる・・優しいお話でした。
平喜多さんの作品に登場する子供の泣きながら怒る顔がめちゃくちゃ大好きです。日常をとても大切にしている登場人物達を遠くから眺めている気持ちにしてくれます。
長い長い初恋のお話。半分刷り込みかなーとか、子供の頃からの独占欲の延長かなーとも思うけれど、静かでひたひたした感じは悪くないと思う。
レビューを表示する
この作家さんの可愛くて愛らしい人物たちとほわほわとしたお話、大好きです。ほわほわしてる割にはちゃんとやることもやっているのだけど、絵柄と雰囲気のせいかエッチシーンも可愛くて甘くて切ないです。お話は主人公の高校生辰彦くんが、小さいころから可愛がってくれていた従兄の篤杜くんへの気持ちに気づき、戸惑いつつもやがて気持ちを伝え恋人同士になるまでのお話です。辰彦くんは主人公ながら覇気がなくてややネガティブでかったるいのだけど、おばあちゃんが好きで、おばあちゃんの畑仕事を手伝ういい子です。辰彦くんのことを大切に想い続けていながら口に出せず(もちろん手も出せず)、ずっと切ない悩みをかかえていた篤杜くんも一途で感情表現が素直で優しくていい人です。その悩みを打ち明けられた篤杜くんのお姉さんもさばさばしていい感じです。そういえば出てくる人たち皆、嫌な気持ちにさせる人がいないので、読後がとても穏やか。刺激的なのが好きな人には物足りないかもしれないけれど。この作家さんの「こいしいかおり」もお勧めです。