レビュー一覧

授賞式中ネット配信し、 記憶喪失の妻に恥をかかすという復讐をするヒーロー。自分が自分の会社の役員会で、ヒロインから 恥をかかされたからといって、酷い。それも、新婚なのにヒロインをアメリカからイギリスに遠ざけ、家に帰って来た時、存在を知らされていなかった妹を愛人だと誤解するのは、仕方ないのでは？怒っていいのは、ヒロインだと思う。一度も、ヒーローはヒロインに謝ってもいない。そしてヒロイン母 、18歳と14歳の娘達を父が亡くなった後捨てて、恋人の所にいく？2年後 再開時も謝りもせず、厄介払いできた とは親として、ダメ。そんな母親と仲良くしろだなんて、無理だろう。ハッピーエンドになるが、ヒロインには違う人と幸せになり、ヒーローをどん底に落として欲しかった。

そりゃ、数時間前に復讐を止めようとしたって無理だよ、ヒーロー。よく許せる気になったな～、ヒロイン。それ以外言えることは無い作品です。

記憶喪失の妻に復讐を企てるヒーロー。ヒロインを傷つけたかったのに、結果自分も傷つき後悔(笑)信用するって事は大切ですねー。

人を愛する、愛されることは、本当に、大変な事ですね・・・。相思相愛、人を信じることから生まれるのかもしれません。

ヒーロー、本当に最低…。プライド傷ついたからってそこまでする？生いたちが～って言い訳にならんぞ。ヒロイン、あんな奴のどこがいいんだ。あと細かい所がカットされてて一度読んだだけでは「え、どこに描いてある？」と(そもそも描いてない)戸惑った。特にヒロインがアレを買うとこはちゃんと描いてて欲しかったな。

水をぶっ掛けるシーンでのヒロインが最高の悪役顔を披露してくれています(笑)。原作のレビューでも書きましたが、主人公たちがどちらも頭に血が上りやすく、怒り任せに暴走する人たちで、おかげで話をややこしくしてくれています。この作品に限らず、ハーレクインの主人公たちの中には過去の境遇・体験などから自分が傷つくのを恐れるあまり、過剰に相手に対し敵対的だったり、相手の方を傷つけにかかる性格の人が結構いますが、そういう人、小説やコミックで読む分にはいいけど身近にはいてほしくないなあ。コミック版は基本原作に忠実に作られていますが、ヒーローがヒロインを陥れようとしている理由や、ヒロインとヒーロー異母妹と最初に会った時の経緯は、後半まで明かさない方が良かったのでは、と思います。

ヒーローの虎視眈々とさが、結構笑えます。そして自己嫌悪に至るまでがセット。なのはよかったですが、面白くて。記憶をなくしたヒロインの展開も新鮮でした。ただ、最後が結局、ヒーローが謝って終わりっていうのが。ヒロインがヒーローをひろーーーーい心で許して受け入れて終わりっていうのが。もう一歩なにかほしかったなーと思います。ヒーロー、世界的にヒロインを辱めておいて、謝って終わりなの？　という疑問が・・・

なんか…この復讐劇は好きになれませんね。ヒロインがヒーローを信じきれなかったのは、ヒーローの過去の所業だし、人を真に信じるとか愛するという事をしてないので。最後は修復したけど、周囲からしたらおお騒がせのバカップルで、自体をどんな風に終息させたのか…良い恥さらしです。

ページ数の関係で、色々と重要なシーンを省いてしまってるのが、惜しい。ヒーローの生い立ちは確かに悲惨。それにもめげずに一代で財をなし遂げるのは、すごいけどやられたらやり返すってどこのガキンチョですか。どうしてヒロインがそんな行動な出たのかを考えないヒーローが一番悪い。

読んでいて気分が悪くなる程、最低の男です。奥さんをさらし者にして自分は社会的制裁を受けたんでしょうか。よくヒロインの前に現れることが出来ますね。