レビュー一覧

一度、某サイトで読んだ記憶が有り、完結との記述を見て、そういえばどんな内容だったかと思い至り購入した事を軽く後悔しました。こんな内容だったと思いましたが、何故、記憶に留まらなかったのかを理解しました。悪役令嬢物は多数読んでますが、その中でもブッ飛んだ始まり方だと思います。文章も軽快で、主人公も気持ち良い人間味で好ましいと思いました。ただ、如何せん、作り込みの甘さを感じます。テンペスト公爵家って、国で二番目位の家柄で、王子が自らマリアベルへの謂れ無き悪意に謝罪しに来た事が有りましたよね？いくら、マリアベルが荒立てなくても、貴族社会って無関係の第三者がそこを荒立てるから面倒って物じゃないの？普通に虐めにあうって…。悪役令嬢の概念が木っ端微塵です。マリアベルが悪役令嬢になれるのは、有り余る権力のお陰って死ぬほど言ってるのに。有り余る権力を行使しなくても周りがおべんちゃら使う位が国で二番目位の公爵家の愛娘の立ち位置の形じゃないですかね。そして、主人公は何者なのか。二重人格？転生者？バックグラウンドがゼロなのに、感性が庶民で人格だけハッキリしてるって変じゃないかい。前世は日本人女性で庶民感覚が強いとか、それ位は必要じゃないですかね？最後のページでだから、お前は何者なんだ！って思った私は間違いでしょうか。全体的に釈然としない。続いたとしても、釈然としないのは否めない。読後感が悪かったので、評価1です。

最後はそうなるのね。それもありです。ヒロイン出てこないとは、、ちょっと本編で読みたかったかも、、

すごく読み応えがあって、ゲームに転生とか内容が軽そうな割には、それでいて話の筋はかなりしっかりしているし、人生甘くないよみたいなメッセージー、良いですね。

数ある悪役令嬢ものでも、特に悲惨な過去でしたねぇ。心の中に閉じ込められたまま５回もバッドエンドを経験させられるなんて（泣）。ケイト〜大丈夫なのかい公爵令嬢をどうやって手に入れるんだ？　それともバッドエンドとはいえ２回も平民と婚約してるし、パパの力で大丈夫なのかしら・・・。高等部編、楽しみにしてますね。

良かった、ヒロインの頑張り繰り返しの人生に、落胆しながらも、オートモードが、切れたときからの、持ち返しが凄かったし、一つ一つの問題を解決して前進してる姿がかっこ良くもありました。幼なじみの彼とも、ほんといい感じに、まとまってくれそうで(* ´ ▽ ` *)胸キュンとかじゃないけど、読んでいて、こんな恋愛も良いな〜と、思える二人でした。その後が、読みたいのです。

マリアベルがタンカをきる場面が秀逸だった。

これは好きな作品でした。ジャンルは良くある乙女ゲー転生ですが、出だしから終わりまで、今までに知らないタイプのものです。リセットとか人生やり直しとか、そういうのとはまた違う。表紙や挿絵が序盤から大人っぽ過ぎてキャラにハマらないので、最初は見ないように避けてたんですが、後半どうでも良くなるくらいにのめり込んでしまった（笑）ヒロインの境遇が酷過ぎですが、私可哀想〜とはならず、ひたむきに頑張る姿が逆に胸を痛くします。そしてヒロインを支え続ける幼馴染が格好良過ぎてあ〜も〜！と、設定すら無かった筈なのに、他の攻略キャラ差し置いて存在感が強い（笑）オチで腹黒さが零れましたが、寧ろそこも良い。あらゆる意味で、類のない良作だと思いました。

ずっと気になっていたので、読みました。ヒロインの自分の意志ではないのに、、、という葛藤、諦め、痛みが伝わってきて、悲しかった。今度こそ、幼馴染と幸せみなってほしい。それにしても、サラだけは許せない。

一気に読みきりました。一巻ではヒロインの強さに。二巻では涙が出る内容で。三巻は最後の最後のヒーローに胸打たれました。この終わり方が、すごく気持ちよくて、とても良い余韻に浸れました。

ヒロインが何回も繰り返したオートモードのせいの惨劇…あんなの繰り返してたら精神壊れてしまいそう…でもオートモード解除されてから本当に頑張っていて…次は無さそうなので良かったです。ケイトが本当に優しくて格好いい！グレイ先生も格好いいですし、個人的にはユリウスさんにもっと出てきて欲しかったです(笑)身近な人達や親友達がいい人で良かったです！続きが読みたいです。