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がらがら蛇に虎武羅、そして輪蛇の未来はどこへ行く?
面白かったです。ラストのセリフ「なんてついてないんだ」は、ちょっとヨロシク!以来ですね。ニヤついてしまいました。
20年以上続くシリーズなので、この巻から読み始めても意味が解りません。…と言うより、長年の読者にとっても今シリーズの始まり(3代目輪蛇(ゼンバ)と4代目輪蛇(ハルマ)の分裂と衝突)については「あれ?」っと意味不明な状態から始まります。衝突の理由はゼンバとハルマの問答から察することができますが、哲学的なゼンバの回答(ゼンバを通して、結末を知る作者が未来を暗示しているのか?)にはモヤッとします。悪いストーリーではないのだけれど、スッキリしない。ただし輪蛇の出自が「ガラガラ蛇」の分裂と食い合いから始まっているのを知っている読者にとっては、非常にハラハラもする。2巻が回答編となる。
湘爆と比べると色んな人間ドラマがあって、おっさんが読んでも楽しめます。このシリーズが好きなら。
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がらがら蛇に虎武羅、そして輪蛇の未来はどこへ行く?