レビュー一覧

評価が分かれる漫画だと思います。前半と後半で完全に別のマンガになっていて、後半は見る人によっては完全にぐだぐだの展開。それでも作者の意思が感じられるストーリーだと思います

ただのバトル漫画ではなく、主人公の葛藤と人生を追ったドキュメンタリー作品のようでした。主人公にも周りの人間にも全く共感や同情は出来ませんが、人の狂気を描いた深い作品です。この漫画は、無声のモノクロ映画のようでした。面白くないという評価をつけている人もいましたが、確かにある意味ではそうかもしれません。アクションがあって、爽快感があって、キャラクターが分かりやすく物事を説明してくれる漫画が読みたい方にはオススメしません。ハリウッド映画のような派手で分かりやすくカジュアルに楽しめる作品ではなく、胸を抉られるような人の葛藤や苦悩を描いた作品を読みたい人に向けた、少年漫画としては邪道の王道作品でした。

傑作…。濃くて重めの設定が大盛ですが、キャラが立っていて描き分けもできています。2巻でアグニとトガタがユダを巡っておいかけっこするシーンとか不謹慎ですが笑いました。ネネトは最後まで良い子。

面白かったです。同著者の他作品がよかったので読んでみました。前半はテンポ良いアメコミ風の展開ですが後半は輪廻系の話になります。前半の感じをもっと膨らませても面白かったように思いました

最終巻まで一気読みしました。回りくどくて意味不明なとこもありますが、自分は好きです。

チェーンソーマン読んで面白かったのでこの作品にたどり着きました。大変面白いです。この作家さんのエネルギーはすごい！

人間らしい(負の)感情全てを詰め込んだようなお話でした。個人的にはチェンソーマンよりも業が深くて読むのがしんどく感じました。タツキ先生って本当に悪魔なんじゃないかなと思います。でも、こんなふうに考えさせられてキャラも読者をもの感情を掻き乱せるタツキ先生の作品に皆やみつきになってしまうんですよね。チェンソーマン好きなら損は無い面白さだと思います。

面白い。天才。すごく面白い。絶対に読みましょう。

チェンソーマン読破後、同作者の作品ということで読み始めました。序盤から中盤にかけてはテンポも良く展開も多くて楽しめましたが、終盤は義務的に読んでいました。気持ち悪さが際立ち勢いが無くなってしまった感じ。

好き嫌いが大きく分かれるし、私自身も再読はしませんが、「凄い！」「凄まじい！」作品です。今後のご活躍が楽しみな漫画家さん。日本の宝として、出版界は大切に守ってほしいです。