レビュー一覧

大好きないくえみ先生の作品。懐かしくて切なくて…ふっと読み返したくなります。３話とも良かったです…

全3話の短編集。３話とも趣が違っていて面白かったです。表題作は友情がテーマです。二話目は王子様がテーマで笑えます。３話目は超怖いです。幽霊とかは出てきませんが、幽霊よりよっぽどホラーです。怖っ！

いくえみ先生が大好きなので読みました。思っていたのとは違う衝撃にびっくりでしたが、こういうお話は好きです。甘酸っぱくて切なくてちょっとイタイ。登場人物に共感するのはさすがいくえみ先生だと思いました。

気持ちの表現がとても上手だなと思いました。

作者さんの作品は心の内側というか奥底にある感情とかの表現がすごくて、いつも考えさせられます。

昔単行本で読んで懐かしくて購入。思春期ならではの気持ちが書かれていてさすがです。

中高生の時にいくえみ先生のマンガをほとんど持っていて、懐かしくて購入しました。表題作は誰もが経験したことがあるような思春期から大人になっていく過程と一期一会が描かれていて、味わい深いです。こんな男の子に出会いたかったなぁ。最後の読み切り作品は、個人的に内容も登場人物達も好きではなかったです。

とても素敵な作品でした。ピュアで、可愛らしいけれども、どこか切なさが感じられました。

表題作が好きです。自分を貫こうにも、周りに流されざるをえない学校生活の窮屈さや、軽薄さは誰しもが経験することではないでしょうか。一応のハッピーエンドですが、切ない余韻が残ります。

人間は綺麗ごとだけでは語れない感情を誰もが持っていて傷つけ合うけれど、人の気持ちや存在で支えられている。そういったことを感じられる内容です。切なさと希望が混じる感じが好きです。