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絵柄はややレトロ感がありますが、近代化の時代に揉まれながら力強く生きてゆく主人公に好感が持てます。
関東大震災前夜の大正時代。主人公はまだ女性の地位が低かった時代に「トップ新聞記者になる」という大志を抱いた、自立心旺盛でお転婆な女学生です。そこに絡んでくる2人の男性。一人は主人公の幼馴染で、建築家を目指す東京帝大の学生(つまり超エリート)、しかも富豪の次男坊、誠実で育ちも良い少女漫画の正統派ヒーローです。もう一人は主人公の父が社長を務める新聞社の有能記者で、将来社長の椅子を約束された大人で強引でニヒル、まるでハーレクインのヒーローのような婚約者です。主人公は幼馴染に憧れているものの、私自身は「幼い恋なんて忘れさせてあげるよ」という強引攻め系婚約者が好みドンピシャだったので、「もうこっちでいいやん!」と思ったのですが、セフレか恋人か分からん芸者が出てくるのに「結婚は別」とか言い出し、当時ならそういう価値観でも現代日本なら結婚したとしても離婚案件ですよ?と思い主人公には合わないかなと思い始め・・・かといって幼馴染は正統派ヒーローなだけあって、良い人なんだけど苦境にある主人公を支えるには青臭すぎる・・・主人公も理想ばかりで青々しい・・と思っていたところ、様々な苦境を乗り越え、数年後には主人公も幼馴染も魅力的な大人に成長します。ニヒルな婚約者も、主人公の影響で現実主義者の刺々しさがなくなり、円熟した雰囲気に。2巻で一旦連載が終了した時点で、恋の決着はついたかと思われたのですが、連載再開後から現在(連載中)を読むと、まだ一波乱、二波乱あって、決着はまだまだつかなさそうです。最初の頃主人公には幼馴染がお似合いかなと思っていたけど、婚約者も全然アリだなと思えるんですよね。作者さんがどちらかに肩入れすることなく、どっちも魅力的に描かれている(雑な描写をしてない)からだと思います。結末がどちらに転んでも納得できそうです。しなやかな強さをもつ主人公をはじめ登場人物が全て魅力的に描かれているだけでなく、時代考証を徹底して描かれているので、大正時代にタイムスリップしたかのような感覚も楽しめる作品です。
絵がめちゃくちゃきれいだし、ストーリーもすごく引き込まれます。いいところですれ違うのがもどかしい...これからどうなっていくのか、先が気になって仕方がないです。
作者さん買いです。大正時代の世状がよく分かり、当時の女性の社会における地位がよく分かりました。折角地盤がしっかりした話なのにたった2巻で終了なのが勿体ないです。出来れば続編を描いて欲しいです。
4巻まで無料だったので手を出してそのまま最終巻まで一気に読了。最後まで読めて本当に良かった。新聞社社長の一人娘として育った大正期の主人公が数々の苦難を乗り越えて当時まだまだ珍しかった女性記者として活躍していく話だが、主人公の行動力が素晴らしい。ふたりのヒーローどちらも超優秀かついい男だが、こっちで正解と思える結末でとても良かった。最後に明かされる結ばれなかった方の男との別れの真相もしみじみと切ない。私は関西人なのだが、江戸の頃から何度も何度も焦土となっては復興してきた東京という土地への愛と信頼も感じた。骨太なストーリーだが、建築物はもちろんファッションも見応えあり。
デジタル化で続編が続いていたのを知らなかったですが、読みごたえがあってとても良かったです。
とても切ない初恋の物語、そして初恋が実らなかったからこそ強くなった主人公が大人の女性として自立して生きる大河ドラマのよう。朝ドラの原稿になるのではと思う程です。歴史物、とりわけ大正から昭和初期の物語が大好きなことと、ちょっとした運命のすれ違いで思い合う者同士が結ばれないという、自分が大好きな物語の展開。武藤さんが生涯独身だったというのは心が痛い。最近でイチオシです。
女性の強さがわかる作品。主人公がかっこいいです。先が気になり買いましたが買って良かったです。
時代に翻弄される主人公とその男達を大変面白く読ませていただきました。もう少しイチャイチャシーンがあると良かったかなと思いました
和田尚子作品だったので、読み始め、続きが気になるから購入しました。女性が参政権のない時代に、記者として頑張る作品と思っていたら、震災がおこり、震災の中、奮闘する話で、悲しくも1/1の能登半島地震や1/17の阪神・淡路大震災の事を思いながら読みました。関東大震災、阪神大震災、東日本大震災…大きな震災があっても、復興してきた事を思いながら読みすすめました。能登半島地震が、間近な事でしたが、必ず復興するんだという気持ちになりました。
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絵柄はややレトロ感がありますが、近代化の時代に揉まれながら力強く生きてゆく主人公に好感が持てます。