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子季語に「秋の蛇」がある。それを踏まえるなら「春の蛇」とは、春の彼岸に巣穴から出てくる蛇、冬眠から覚めた蛇を指しているのだろう。そう前提して読むと、本編も描き下ろしもより意味深い。特に描き下ろし作品のタイトルが「春の跡で」というのが、三谷がようやく冬眠から覚めたことを意味していて読者を安堵させる。欲望という名の蛇の巣穴に、三谷が戻ることはきっともうないのだ。
これは…後味が微妙でした。ハッピーエンドなんですが…なんだか消化不良な感じです。
これは…小説のような…かなり好きです。奥深い内容でしたし、最後の終わり方は映画ぽくてオススメです。その後が気になる良い終わり方‼
フルールで読みましたがポチリ。これは描き下ろし読むと読まないとでは違う話になっちゃうタイプ。かつてセフレ関係だった二人、再会してもう一度セフレとなりますが、本心はお互いにどうしても惹かれ合ってしまう…だけどそれを攻めが口にすると受けはきっと逃げてしまう。二人の切なさはよく表現されていたと思います。贖罪エロティカとありますが、受けの過去はかなり重め。評価分かれそうな気もします。描き下ろしには救いありです。
最後の描き下ろしを読むためだけに購入。これがあって、救いがあるような気がする。でないと、明るさもなくて、闇を引きずった関係で、どんづまりな2人は何度出会っても結局終わりになる、っていうなんともならないお話。ちょっとはまる変なクセがある作品でした。
この手の終わり方は大好きな人と苦手な人に思いっきり二分されると思います。私は大好きです。すべてを書き切らず酸っぱさや苦さ,不器用なまでの愛おしさに楽しい思い出をも残す。そんな話の展開に心震えます。人生そのものでしょう。若い世代は消化不良に感じるかもしれません。書下ろしがなくても,心に残る,何度も読み返したい作品です。ところで「春の蛇」って何を暗示しているのかしら。
とても痛々しく闇が深いので何度も読み返したいとは思えない作品です。最後に救いがないかとすがるように読んでしまいました。
らうりー先生の作品が大好きなので、こちらも購入しました。面白かったのですが、深く考えさせられる作品なので、頭をカラッポにして純粋にBL作品を楽しみたい時には向かないかもしれません。
悲しい過去を持つ受け、それ故に縋る人の面影を捨て切れずに犯してしまった罪。いい人を演じながら何処か冷めた所を持つ攻めも昔が忘れられない。切ない話ですが、最後は一応ハピエンになるのかな。もっと幸せな場面をみてからエンドロールにしても良かったかな。
うーん。攻めの闇がいまいちわからない。ストーリーが駆け足過ぎて、物足りなさを感じました。
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子季語に「秋の蛇」がある。それを踏まえるなら「春の蛇」とは、春の彼岸に巣穴から出てくる蛇、冬眠から覚めた蛇を指しているのだろう。そう前提して読むと、本編も描き下ろしもより意味深い。特に描き下ろし作品のタイトルが「春の跡で」というのが、三谷がようやく冬眠から覚めたことを意味していて読者を安堵させる。欲望という名の蛇の巣穴に、三谷が戻ることはきっともうないのだ。