レビュー一覧

サヴァンほども頭がいいのに人間とのコミュニケーションがダメダメな32歳が恋をした話。読んでる側は彼の気持ちがわかるので、彼に対する周りの反応がとても悲しくなってしまうけど、とっても初心で可愛らしい恋の話でした。Hはないですw

面白かったです。短編じゃなくても面白そうな。自分の気持ちに気づく過程がよかったです。でも、ラスト笑。もうちょっとロマンチックなシーンもあったら5にしてました！

頭抱える程のコミュ障でこんな男好きになったら大変だぁ。伝わらない思いを抱えながら根気強く側にいて挙句は結婚相談受けるとか、そりゃ限界だったかも。2人が結ばれて良かったけど、これからも試練は続くはず。もっとその先が読みたい。

海外BLを英語で読むための対訳として購入。お話自体は数ある海外作品の中から翻訳出版に選べれたものなので、なかなか良かったですが、翻訳としては、ちょっと......なところもあり。翻訳に頼っているような英語レベルの私が言うのも何なんですが、アドリアン・イングリッシュのシリーズも同じ方が訳していらして、英語で意味がわからないところを訳本で確認すると、うーん、それは違うんじゃないかな、と思うこともあり。まぁ些末なことなので、日本語で物語として読むには問題ないのですが。

上司からサヴァン症候群だと評される、発達障害の男性が主人公。知性も感情も普通にあるのに、察したり伝える能力が致命的に低いせいで酷い誤解を受けたり、知らない内に他人の感情を害してしまう…。そんな彼が自分と相手の愛情に気付いていく話なんですが、不思議と「自分には関係ない話」とはなりません。主人公の察っせなさや、自分に向けられる誤解の理由すら分からない様は確かに少なからず滑稽です。が、実のところそういう経験が無い人というのも滅多に居ないのではないでしょうか？そうした「人間関係の酷いすれ違い」に、「普通の」人と同じく主人公も傷つき戸惑います。しかしごく少数の理解者に力を貰いながら、彼は絶望をはねのけ、建設的に、未来を向いて、壮絶な程滑稽に歩みを進めます。そしてどんなに滑稽でも、そんなありのままの彼を見て、誤解せず理解し受け止めてくれる愛情があったのです。この物語は不器用な生き方しか出来ずに、人知れず苦しみを抱える人…実のところ特殊でもなんでもないそんな多くの人に共感と勇気を与えてくれる良作だと思います。はあ…真面目に語っちゃった。ちなみにタイトルは、最後まで読むと「これかよ！！www」ってなります。

主人公は変わり者ですが嫌いなキャラじゃないです。自分じゃ不器用だってわかってないね。

なんか全体的にいい人ばかりのいいお話でした。

何かと前途多難（いままでも多難だけど）なきがしますが、お幸せにとしかいいようがない。タイトルが後からみたら笑える。

サヴァン症候群で対人関係の難しい主人公と、彼を見守る上司、主治医、そして主人公の姉のお話です。続きが読みたくなるお話。主人公の特性もあり、コメディタッチでするする読めます。濡れ場はほぼないのですが、心にぐっとくる、純粋な愛が最高です。

他人の感情を読み取る/共感することが難しい相手との恋愛って…？でも深く考えすぎないのがこの作品の魅力。オチは下ネタ的で明るい。