レビュー一覧

著者の作品はすべてハズレはないですがその中でも最高の作品です！すぐに購入して大満足です。感動、エロ、全て詰まってます。映画のような美しい物語です。

私は苦手な作品です。強烈で忘れられない作品になりました。好き嫌い別れると思います。重い話なので読むのに体力要ります。強姦や復讐や病み系や不幸で暗い話が嫌いな方はやめといた方がいいと思います。最後にめでたしめでたしみたいな終わり方ですが、それまでが重く酷い。攻めも受けも不幸な話で。病んだ愛は私には合いませんでした。評価が高いのは何となくは分かります。ストーリーはしっかりあるから。暗くて重い話が好きな方には向いてると思います。

行き着く先は破滅だと思っていたのに、なんてハッピーエンド。普通の漫画では短くしてしまうような気が遠くなる介護や誤解も時間をかけて本当に現実に味わうような苦悩も描かれていました。エロは普通にいっぱいあります。私は見すぎでそんなに萌えませんでしたが(笑)

作者買いです。もはやパターン化されていると知りつつ、今後も買い続けるだろうと思います。

人の内の醜さ クズさが存分に表現されてるのに 綺麗な青春映画のようなお話でした。純粋な奏君が 復讐の為に汚れようとしてたのは苦しい場面でしたが、やっぱり優しい思いやり溢れる奏君のままで良かったです。後半でやっと御開帳されてた奥さんは強烈でした(笑)購入して良かったです。星も５個では足りないくらいです。

いやもう辛くてしんどくて…どうしよう。星の数も正直迷っています。レビューを見ていると作者さんのファンの方が多いようで、この作品が初の私はどうなのか不安もありつつサンプルで主人公2人の顔が好みだったので思い切って購入しました。書きたいことが多過ぎてどこまで言っていいのか分からないですが…ネタバレ絶対ダメな人は読まないでいただきたいです。レビューがハピエン、バッド、メリバと分かれていて、私もどう受け取ろうか迷います。まず、昼ドラ並みに悪意の塊みたいな人が多過ぎて、奏さんに救いが無さすぎる。どこまでも不幸でそこまで追い詰めなくても…！と思ってしまう。諸悪の根元は凍月さんで間違いないし恨み復讐したい存在なんだけど、愛されて尽くされて…とある意味純粋な好意を向けられて絆されていくのもまぁ納得できる。ページ数もしっかりあるので惹かれはじめている葛藤とかも違和感なく受け入れられました。脅迫、レイプ、愛のない行為、人を陥れることに躊躇がない身勝手かつ極悪非道な攻めが愛を知り献身的に捨て身で愛を貫くという。。。改心したとはいえあまりに罪深いので許せない方は読むのがつらいと思います。私は憎みきれなかったし死にそうな状況で凍月さんとの思い出で愛を自覚した奏さんの気持ちを考えると2人には幸せになって添い遂げてほしいと思えた。ラストにかけてあまりにもドラマチックというかある種のご都合主義展開というかちょっと無理がありすぎると感じましたが、奏さんに救いがないのは絶対嫌なのであの展開は現実であってほしい。そこまでがシリアスだった分、書き下ろしが穏やかすぎて凍月さんの夢なのではと思ってしまう。奏さんを幸せにしてもらわないと困るので未来のあるハピエンだと信じようと思います。話したり歩いたりできるところまで回復するのかとか本当に気になる部分が多過ぎて胸焼けするくらい甘い続きが欲しくなります。ほんと辛かった…。あと、セックスは複数回ありますが一度も思いが通じあっていないので個人的には辛いだけのシーンでした。萌えや癒しを求める方には全くオススメできません。奥さんがやらかさなければ、そのうち復讐に囚われず共存を選択してたんじゃないのかなぁと期待できてしまう分、後遺症とかが心配です。元々細すぎたし寝たきりに耐えうる体じゃないと思うんですよ…。本当奏さんが背負うものが重すぎる。勝手に脳内補完で幸せにしたい。

みっしり読みごたえありました。このかたの作品は、一度はまってしまうとこの絵とお話がこれ以上ないほどマッチしていることが分かります。本当に唯一無二です。動きがないような絵なのですが、そのかたさが合っているんです。品があるというか…。最後まで、どうなるのか分からなくてハラハラしました。他の方も書いているとおり、タイトル通りです。脅しから始まって、「愛してる」で終わるなんて、と思うかもしれませんが、長い物語の最後にはまったく違和感ありません。「そのあと」をもうちょっと読みたくなりますが、ここで終わるのがいいんでしょうね。

やっぱりいいですね、この作家さんは！じっくり読ませるストーリー、泣けます！！読むべきです！太鼓判押してオススメです！

ん〜そんなに良くはなかったです。まず、中学生が考えるようなシナリオとセリフで、設定も中途半端ですね。昭和のお話なのかな？なので、もしこれを読んだのがその時代だったらもうちょっと良かったと思うことができたかもしれません。あと、絵が正直に言うとへたですよね。味があるとかじゃなくて…顔だけが不自然に整ってて、それが全体的に合っていなくて、そのせいでストーリーも陳腐なものに見えてきます。

arukuさんの作品の中では明日屋…がナンバーワンですが、この作品はそれに次いで本当に素晴らしいです。何より、こんな気持ちのいい程クズな攻見たことない！！こんな攻が商業誌で見て見たかった！！そして、こんな貧乏でかわいそうな受が大好き！！ずっとこんなカップリングを待ってたけど、今時誰も商業誌じゃ描いてくれないじゃないですか。ほかの誰かが描いたらね、一発でありきたりになりますもんね。お金で受を買う鬼畜攻め。この字面だけなら、何十年前に流行ったＢＬだよ、としか思わない。arukuさん以外がこの題材描いたらほんとありきたりな作品になったでしょう。でもストーリーテラーarukuさんがそれをやると、一気に続きが気になって仕方ない、誰も見たことのないサスペンスＢＬになる。自殺なのか他殺なのか……？なんて、ＢＬでほぼ見かけない題材をスリラーとして、そして深い愛を絡めて見せてくれる語り手はこの人しかいない。ほかのどんな漫画家さんを好きになっても、arukuさんのような漫画はarukuさんしか描いてくれない。唯一無二の神を前に、我々読者はもはや信者になるしかありません。この作品、読みながら、「あなたが神か」と呟いてしまった信者、多かったんじゃないでしょうか。背景を埋めるほどの「残酷」の大きな文字。モブとは思えぬ重い生き様を背負い、血が通ってるとしか思えないリアルな女達。美しく愛おしい造形をした二人と、それぞれがそれぞれの狂気を宿した登場人物達の表情。先生のセンスでなければ決して見ることの出来ない、とてつもなくリアルなのに恍惚とした世界。神がこれからも末永く素晴らしい作品を作り続けてくださるのを心から祈っています。