レビュー一覧

結果としては９枚にはなっていません。でも年齢を重ねるなかでの洋服との関わりやお片付けあるあるなど、楽しく読めます。のんびり読んで、ちょっとだけ片付けの背中を押されるような、そんな本です。

何故こんなタイトルにしたのだろう？『減らそうとしてみた』なら分かるけれど…。凄ッ！と思って釣られたけどちょっと思ってたのと違いました、参考にはならなかったかな…残念。

洋服を減らす作業は難しくて読みましたが、イマイチ減らし方がわかりませんでした。

個人的にですが、捨てられない人が捨てただけの話では。「このイメージには、これが必要だから買う。他の使い道は無いけど服」が多すぎて。着ない服は捨てる。基本しかない。タイトルの9枚にはなってない。同作者さんの娘さんの話のほうが、面白そう。

思ったより、残した洋服の数が多いと感じました。しかし、174枚処分したのはすごいです。読みながら無性に自分の家のクローゼットを整理したくなりました。

そもそも9枚に減らせてない。最初からそれで始まります。正直ですね。片付けにしてもファッションにしてもあまり参考にはなりませんが、エッセイとしては面白かったです。何でもすぐ捨てちゃう・あげちゃう友人の暮らしっぷりをもっと見たかったな。ピンクハウスの服をもう着ないけど、それでも手放さないと決意したシーンも好きです。

元々カワイイ女の子好きで、ご自身の服もおしゃれさんだと思っていたので本当に９枚に減らしたならすごいと思っていたらタイトル通りではありませんでした。

大量の服を処分するという内容でその際にどんな服が好きか自分の健康状態に合ってるのはどの服かなど自分を見つめ直す作業にもなっていて興味深かったです。

洋服に関する悲喜こもごもで可愛らしい絵柄も相まって楽しく読めました。親子でも体型や肌の色で似合う服が違うのが興味深かったです。