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レビュー一覧

カンタレラ〜碧の毒薬〜

5点 3.0 2件
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  • 2020-05-18
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    もともとボカロの原曲が好きだったのですが、漫画化されているのを偶然発見し購入。物語は全体的にシリアスめですね。まあこれはタイトルが毒薬から来てる時点で大体察せることですが…。話の流れやオチはよかったのですが、個人的にはもう少し兄妹の心理描写をしてほしかったです。最後まであっさり感が拭えなかったのが残念…。でも絵はとても綺麗ですよ。細かいところまでしっかり描かれていて思わず見入ってしまいました。私と同じく原曲が好きな方は一度見てみるのもいいかもしれません。

  • 2018-12-07
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    シャープめな綺麗な作画で読みやすいです。毒殺の悪評があるボルジア家という特殊な家系で幼い頃から屈折し大人びたチェーザレですが、無邪気でどこか変わった妹のルクレツィアに少しずつ心を開き、成長とともに一人の女性として愛するようになっていく様子が絵を通してよく伝わってきました。チェーザレはヤンデレ兄だけどルクレツィアも結構病んでますね。出自上しょうがないのですが。ルクレツィアの希望もあってチェーザレはルクレツィアに毒を盛りますが、毒に耐性のある彼女は生きていました。"ボルジア家の政治的道具でチェーザレの妹"としてのルクレツィアは死んだということに納得。一人の女性としてチェーザレと想いを遂げ、一応大団円? カンタレラがボルジア家当主が扱える毒ではなく、当主が最も愛した毒、つまりは毒よりも身を侵食したルクレツィアこそが真のカンタレラであったというオチにこの曲のすべてが集約されている気がしました。