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当時?というか、「七瀬ふたたび」は超能力者のSF小説のイメージが強く感じました。「家族八景」は、SF感がない・・・というか読んでいてとてもきつくなりました。人の心が汚すぎます。もし超能力があっても本当に人の心ってこんなにけがれているものなのでしょうか?展開が気になるのに読んでる途中でその家の家長たる「男」たちの思考が怖すぎます。これは昭和感が否めない感じがします。この時代に大人になってなくてよかったとしか思えません。
コバルト的な小説の漫画化版だそうですが、絵の雰囲気が良く合っていて上手くこなれた感じの漫画になっています。すごく面白いです。超能力を持つ若い女の子が、家政婦として色々な家庭の裏側を見つめる心理サイコホラーです。
清原なつのさん、かつて『ぶ〜け』で読んでいました。最初、異色のコラボだなと思いましたが、確か清原さんはSFに造詣が深い方なのですよね。清原さんの軽やかな絵柄とストーリー運びが毒々しさのある原作を活かしています。清原さんの作品には「性」を扱ったものも多く、相性がよかったのかもしれないです。じわじわくる面白さです。
原作小説に書かれた人の心のドロドロが怖かったので清原なつのさんの絵でどうなっているのかと気になり購入致しました。清原さんのほんわかした絵柄で原作の強毒が中和されています。
人間の心の泥臭さがよく表現されてました。生々しく読後がスッキリとはなりませんが面白く一気に読みました。
ふわっとした絵のタッチが、筒井康隆の作品の世界観をこわさず表現していて良いです。もともとかなりグロテスクな話のはずですが、中和されて逆に良い雰囲気がでています。
こういった七瀬像もありだな、と思いました。繊細な筆致により、初々しかった高等学校卒業直後の女の子が妙齢の乙女となって男性の目を引き付けるところなどは原作に沿いつつも、結局はこういった女性像が昭和のころから始まって令和の今になっても何の媚を売ることもなく受け入れられているようです。ナナちゃんの身長が原作よりも小さめに見えたところに違和感を覚えた程度ですがサブキャラもそれぞれ原作と照らし合わせながら、再読をこころみたいものです。
原作がしっかりしているからかすんなり読めました。絵か可愛らしい感じな分、ドロドロとした部分が引き立つように見えます。
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当時?というか、「七瀬ふたたび」は超能力者のSF小説のイメージが強く感じました。「家族八景」は、SF感がない・・・というか読んでいてとてもきつくなりました。人の心が汚すぎます。もし超能力があっても本当に人の心ってこんなにけがれているものなのでしょうか?展開が気になるのに読んでる途中でその家の家長たる「男」たちの思考が怖すぎます。これは昭和感が否めない感じがします。この時代に大人になってなくてよかったとしか思えません。