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「こんなのホントにあるの?」と言われそうな展開ばかりですが、厚生労働省のデータによるとホームレス→約6千人、ニート→約56万人、孤独死→約3千人 と、ザッと調べただけでもこんなに出てきます。このような境遇に陥る人がいても全然おかしくない数字です。しかも、もし彼女たちが「このままではいけない!変わらなきゃ!」と心を入れ替えても、いかにして社会復帰するのかビジョンが思い浮かびません。漫画なのに、それでも都合の良いハッピーエンドが想像つきません。これが現代日本において「失敗したら人生終了」な社会の弊害だと感じてしまって、なんだか恐いです。ちょっとでも踏み外したら人生終了な現代に生きている、と思ってしまってから「自分はこうじゃなくて良かった」と気軽に思えなくなっちゃいました。
さいごのはなしかとてもこわかった。人ごとじゃない
3話とも自分に甘えた人間の末路を書いた話だと思います。
ゴミ屋敷の女、冒頭の記事で43歳の女の見出しで本文では、街山葉子さん37歳、どっちやねんと。それはおいといて、人生のターニングポイントでうまく乗り換えたり切り替えることができないとずるずると負の連鎖に落ちるところが恐い。ほんのささいなこと、ほころびがうまくいかないとこうもなるのかと。とりあえず部屋を掃除する気になりました。
何も考えずに人に甘え自分を甘やかして生活していた人達の堕落していく人生が描かれた話。1歩踏み外すとだれでもなり得る話でゾッとします。
3話ともに主人公が自分に甘いという感想が多く確かにそうだと思いますが、周りから何らかのフォローがなかったものかと思ったわたしは甘いんでしょうかね。1話目は失恋、2話目は慣れない結婚生活、3話目は受験失敗、人生では必ず大きな失敗をします。そこで現実世界でどう生かして(活かして)いくのか立ち直るきっかけを周りがもう少しできなかったのかなと考えました。みんなそれぞれ弱いところや心に闇を抱えてしまうことはありますし、元々の性格もあります。努力していないからダメではなく努力するにはどうしたらいいのか、努力するための気持ちをどう見つけてあげるか、そんなところも気づかせてあげるのも家族や友人のできるとこではないでしょうか。作品の感想ではなく自身で感じたことしか書けませんが、わたしも自分に甘いとところもあり気をつけなければと学びましたし、周りにこんな人がいないかを気にかけられるようになりたいと思いました。
どの話も気分が暗くなる結末です。特に3話目。食べ物の調達の仕方も荷物のほどき方すらも分からない主人公…親の立場で見ると胸が苦しくなりました。子供には自分の事は自分でしっかりやらせるように教育しないといけないと改めて感じました。
どれも現実的にありそうな話で読んでて暗くなりました。セルフネグレクト、というかひたすら無責任で自業自得だと思いました。
洒落にならないお話ばかりで〰。ひとごとではないのか怖い❗
私の従姉妹も病気を理由に働かず、ほぼ引きこもり、両親と実家暮らしの33歳。これを考えると漫画といえど他人事じゃないなと思いました。親がなんでもやってあげると子供のためにはなりませんね。子供をダメにするのは親なのか?それとも何もしない子供がいけないのか?いろんな意味で考えさせられる作品でした。
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「こんなのホントにあるの?」と言われそうな展開ばかりですが、厚生労働省のデータによるとホームレス→約6千人、ニート→約56万人、孤独死→約3千人 と、ザッと調べただけでもこんなに出てきます。このような境遇に陥る人がいても全然おかしくない数字です。しかも、もし彼女たちが「このままではいけない!変わらなきゃ!」と心を入れ替えても、いかにして社会復帰するのかビジョンが思い浮かびません。漫画なのに、それでも都合の良いハッピーエンドが想像つきません。これが現代日本において「失敗したら人生終了」な社会の弊害だと感じてしまって、なんだか恐いです。ちょっとでも踏み外したら人生終了な現代に生きている、と思ってしまってから「自分はこうじゃなくて良かった」と気軽に思えなくなっちゃいました。