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レビュー一覧

セキュリティ・ブランケット

5点 4.7 54件
  • 4点 5
    32
  • 4点 4
    11
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  • 2018-02-01
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    長い年月をかけて、変化した想いやくすぶってた気持ち、全く変わらずに強くなる想い・・。辛い生い立ちから救われて静かに穏やかに過ごしていたはずなのに、後半に絡み合って一気にドドーン!と宮君に襲いかかる。登場人物のそれぞれの視点で、それぞれに起きたことが順を追って語られるので、後半に向けてじわじわと「もしかして、もしかして・・・。」と思わされて「ああああああ、なんてことだ−!」と凪良先生の術中にはまる。誰も悪くはないし皆が苦しい。けれどその中でも特に、宮君にどれだけの重荷を背負わせるのでしょう。まだまだ引っ掻き回す人物も登場しそうだし、後半も目が離せない!

  • 2018-03-01
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    大好きな凪良ゆう先生のデビュー10周年記念小説。何度も読み返してます。4人の視点で同時進行していくこの作品、私は大好きでした。メインはフランス式スパダリ攻の高砂と、臆病でピュアな受の宮くんです。ウブな宮くんが悪気なく・天然で容赦なくスパダリ高砂を振り回し、高砂が落ち込んで鼎に慰められる姿は、ちょっと笑えます(笑)幼なじみの鼎と高砂が、カナちゃん/サヤちゃん呼び出しするのは確かにちょっと違和感がありましたが、それでも、それ以上に素晴らしい作品だと思います。両想いでもタイミングやすれ違いで実らない恋もある。でも、それでも、ちゃんと最後には、赤い糸で繋がった人と想いを通わせる……。今回は高砂と宮のエンドだけで終わってしまってますが、鼎にも幸せになってほしいです。「未完成」の印象が強い私としては、国生に一票!です!

  • 2018-01-27
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    もうもう、凪良さんの話ってどうしてこんなにいいんでしょう。主人公の龍とその養父カナちゃん、カナちゃんを好きな龍の親友、あとカナちゃんの親友で龍を好きな伊達男サヤちゃん。と、なんだか四人で立て込んでますが、筆者の筆力故か、とても読みやすいです。龍の子供時代の話は、読んでいて少々辛くなりますが、だからこそサヤちゃんが龍を慈しむ時の言葉が、より一層甘く響きます。続き、楽しみです。

  • 2018-02-14
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    はあ〜〜!!さすが、作者様、とても良かったです。内容紹介からは誰が誰とカップルになるのか分からなかったので、ドキドキワクワクしながら読み進めました。4人の登場人物たちがワチャワチャしているのに、それぞれの人物像がしっかりしているので、騒がしいのに軽くなく、じっくりたっぷり読ませます。読んでいて何度目頭が熱くなったことか…。早く宮くんが幸せになる下巻が読みたい!!あ、それから、イラストが小説のイメージに合っていてすごくいいです。

  • 2020-06-15
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    メインカプよらりもカナちゃん周りが気になりました。私は断然万座さん派です。悔しいことに国生が何故か好きになれず…前半はともかく後半はとても良い男してたと思うんですが…。これ国生とくっつく流れですよね、おそらく。好きになれたら良かったのにくやしい。多分最初のきっかけが無理やりかつ脅迫だったのがどうしても私の中で払拭しきれなかったんだろうなと。お話は辛い描写や痛い描写もありましたが凪良先生らしくとても丁寧に寄り添った描写をされるのでのめり込んで読めました。ただ本当に推しのカナちゃんのお相手だけが好きになれなかったのは本当に痛恨でそこだけモヤモヤしてしまい☆一つだけ減らさせていただきましたすみません…。

  • ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    視点が変わるのはいいのですが、国生と鼎はあまり好きになれなかったので、そこは割とすっとばしてしまいました。高砂と宮にもう少ししぼったら私には読みやすかったのかもしれません。

  • 2018-03-19
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    凪良先生の新作だーと思ったら目にしたのが「上巻」だったので、これは下巻を待って買わねばならないと思い、上下揃って手に入れたものの一気に読まないといけない本だと考えて仕事も何もほったらかせる日を待っていたらここまでかかってしまいました・・・でも後悔はありません。一気に読むことを選んで良かったです。セキュリティブランケット、もっと判りやすく言えば「ライナスの毛布」ですよね。くるまれて抱いていたらそれだけで幸せだけど、いつかは手放さなければならないもの。そして毛布の他に掴むもの、包んであげるものを自分で見つけなければいけないのが人生。この本の中に書かれてあるのは人生のほんのワンカットですが、とても心に残りました。

  • 2018-01-30
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    早く下巻が読みたい。どのキャラも、葛藤し、もがいていてここから、どう抜け出すんだろうと、気になります。龍くんのトラウマからくる弱さ、脆さ、癒えていくと良いなぁ。

  • 2018-01-29
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    さすが凪良ゆう先生。登場人物全てかなり個性的で、ほぼ全員非現実的な程の美形でゲイかバイというあり得ない設定にも関わらず、すごく生き生きと物語の中で泳ぎ回っています。ただ、上下巻の場合、下巻が出るまで待つのがツラいので、同時刊行して欲しいです。その点で、星一つ減らしました。

  • 2021-11-18
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    凪良先生の作品にプラス表紙のイラストも素敵で、ずっと気になっていました。結果、大正解。泣いたり笑ったりストーリーに引き込まれます。はぁ。しばらくしたら読み返すこと間違いなし。凪良作品って、題名もいつも魅力的で感心させられますね。