レビュー一覧

第４巻まで読み進みましたが、昭和天皇実録を読んだ印象とは少々違和感を感じつつあります。私は、文章を読むのと、画を見るのではイメージが違いました。脚本家の感性の違いがあるようです。ただ、現代の学校教育では、ほとんど触れられることのない、昭和天皇について少しでも近づいてもらえるのは良い事だとは思います。気になったのは、貞明皇后が腹黒く描かれていることと、淳宮（秩父宮）が裕仁親王（昭和天皇）に批判的であったかのごとく描かれている点です。次巻からはいよいよ昭和の時代となっていきますが、どのように描かれるのかが楽しみです。

難しいけど引き込まれます。続きが気になります。

昭和天皇の激動の人生を描いておりあまり教えてくれない戦前の日本人の天皇陛下に対する想いなどが学べてとても面白いです。

私が物心ついた頃には、昭和天皇は既にお年を召されていたので、幼少期からのお若い頃の昭和天皇を知ることが出来て良かったです。生前の祖父母の家に昭和天皇、皇后様のお写真が飾ってあったのを思い出し、祖父母の天皇陛下への尊敬、愛情が深かった意味が少し分かった気がします。日本に生まれて良かった、日本人であることを誇りに思います。

昭和天皇の伝記として読んでいましたが、全体を通して「人間天皇」としての大正天皇・昭和天皇を描いていて、決して現人神ではない、若き皇太子の愛や悲しみ、天皇家の愛と悲しみとが伝わってくる、人間ドラマだと感じました。当時の日本や外国の出来事もよく分かる作品です。よい物語だと思います。

ワイドショーで武田鉄矢が面白いとゆうので見てみた。私には難し過ぎた^^;もっと歴史に詳しい人が見ると違うかも

これはとんでもなくすごい話でした。みんな読むべき。

歴史が好きです。特に第二次世界大戦にどうして日本が参戦してしまうのか？そのあたりの疑問が解けなくて、ずっと色々なものを見聞きしてきました。しかし、昭和天皇を調べることはなかったです。これを読むことでより深く明確になるものがあるようです。楽しみに先を読み進めたいと思います。

読みやすく分かりやすいです。昭和史は歴史の授業でタイムオーバーになってしまい、よく知らないので続刊を待っています。

国を背負って立つ事を宿命づけられて生まれ育った人、現人神と崇められる事を約束された人がいかに孤高の存在か。最も複雑な時代の一つを生きた天皇の生き様が分かりやすく描かれていて、これは日本人であれば一読の価値があります。(もちろん、創作や演出上必要なフィクションも挟んでいる事でしょうが)幕末の勢力図がこの時代、なおも大きな影響を及ぼしていた事がはっきり分かって、つくづく歴史は確実に続いているんだなと実感しました。