レビュー一覧

同じ作者の作品は大好きなんですが、コレは…アイデアとしては面白い。しかし、続かなければ意味がない。

大人気グルメ漫画の極道めしと似てる部分があります。作者は同じ土山しげる先生です。簡単に言いますと、どっちがうまそうに何かの料理を食べているかという勝負です。グルメ漫画ですが、ギャグ漫画としても見れると思います。たった一杯のラーメンを食べるという事だけにものすごいエネルギーを感じます。ありえないでしょと思いながらも絵にくぎ付けになってしまう不思議な魅力があります。おすすめです！

変わった闘いだな気持ち次第でわかるものがあるんだな

将棋の話かと思っていたので、ちょっと意外でした。

土山先生といえば迷走からの打ち切りですが、本作にはその持ち味が余すことなく凝縮されています。まず作品のテーマが「エア飯勝負」です。開幕から全力で迷走しているわけです。初戦の野試合の途中から既にネタ切れ感が漂い、２戦目のオデン勝負で確信するわけです。「あ、先生諦めたな」と。〆は３戦目の相手、新井主任(クッキングパパそのもの)のアップで終了です。「第二巻に続く」と書いてますがいうまでもなく続きません。土山ファンならご理解頂けると思いますが、本作はこれで完成しているのです。

今までのグルメ漫画とは一線を画す作品だと思います。読み進めるとどんどん先が気になってしまう作品です

内容はまあまあいつもどおりのグルメ漫画という感じで楽しいです。ただしリアルに料理を食べるではなく、「エアギターのフードバトル版」といったところです。ただし漫画の中に某漫画のキャラを思いっきりパロディにしている部分があったので、版権的にいいのかなあ？と疑問には思いました。（ギャグっぽくならいいのかなあ？）