レビュー一覧

重かった！けど受けの子の明るさに救われましたね。にしても苛酷だったなぁ。上下巻セットで買いましたがセットなら割引してくれても良かったのにー。セットのおまけ漫画もどうでも良い内容だったし本棚がスッキリしたくらいしかメリット無かったー。これから買う人に参考までに(笑)。にしても、ラスト！もうひと越え欲しかった！再会してからのイチャイチャが見たかった！ホントに幸せで泣きたくなるようなエチが見たかったー。６年も待ったんだから。

失敗でした。攻がダメでしょう、色々と。あとラストが想像するしかない終わり方なのでモヤモヤします。一応一枚絵でその後が描かれているのでそれが救いと言えるかもしれませんが…うーん。好きな作者さんだったので期待し過ぎてました。読み返しはしないと思います。

少し残念な内容だったように思います。蓮くん（受）のキャラクターや心理描写は、新鮮でおもしろく感じましたが、主人公含め、会社社長夫婦など他キャラクターがかなり薄っぺらく感じてしまいました。市川けいさん作品はどれもキャラクターにリアリティがあって、どこかに本当にいそうと思わせるところが素敵だと思っていたので、今回の主人公とその周辺人物に関してはナシかな…と。ファンタジーと捉えるには、表現が現実味を帯びていて（ニュースなど）かつその内容も重いものなので、主人公にとってあまりに都合の良すぎる展開を軽くは受け流せませんでした…この作品は読み直す時に気構えしそうです…もっと長くじれったく進むお話であれば読みたかったな、と思います。

上下巻で結構ボリュームあるのにレンくんの境遇が改善されるまでにすごい尺をとったので完全にくっついてのラブラブいちゃいちゃがなく、最後あの終わり方だと物足りない。（この終わり方の方が想像できていいという意見もあるかもしれないけど）あまり楽しく読むって感じの内容でもなかったから、（途中グダグダするくらいなら最後に）恋人になった後の（恋人にすらなったかわからないし）いちゃいちゃ要素が必要だったように思う。境遇の悲惨さや好きという感情を表現するのもあまりうまくなかったし、カリフォルニアに行ってしまったから余計に「好きだったらそんな風にするかな」とあまり共感もできず、またテーマ的にはリアリティが必要なはずなのに展開が漫画的なのでリアリティも感じず、全体的に中途半端な印象だった。市川先生の作品基本的に好きなのだけれど、今回は少し残念。

番外編くれー！！！！その後くれー！！！！これ、救いのないタイプかっ！って思ったらちゃんとあって安心したので何卒番外編でふたりのイチャイチャくださいー！！！！

だあ〜〜！いやあ、胸がキュンキュンするいい作品でした！！待った甲斐がありました！始めは受けである高校生が生活を世話してくれる対価におっさんに抱かれるとか、絵に書いたような不幸な生い立ちとか、ドラマかよ！！と思っちゃったけど、読んでいるうちに、何が起きてもおかしくない昨今、こういう状況も無いとは言えないかもなーなんて思いながらじっくり読みました。受けのいじらしいところとか、攻めのいろんな葛藤とか、丁寧に描かれていてほぼ満点なんですけどね、なぜ星４かと申しますと……多分同様意見多数だと思うんだけど……こういうラストも分からない訳ではないけれど……なんでこれからってところで終わりにする！！？？ここからが読みたいんじゃん〜〜！これ、絶対作者様は読者がこう悶えること分かっていてやってるな！？とイラッとしたのでマイナス1です。あ〜再会後のイチャラブを見たかったな……。

あれ？なんでこんな終わり方？他の作品と違って、着地点がボヤけてて、わたしスッキリしませんでした。せっかく12チケ使ったのにモヤモヤです。

余韻を楽しむ素敵な終わりかただったので良かったですが、再開した後が読みたかった！好きってなんだ？とか色々考えさせられるし、設定もしっかりしてるし、蓮の境遇とか泣きそうになるし！でも、再開後が読みたかったから1つマイナスです。

好きな作家さんです。上下巻一気に読みましたて、読み終わった最初の感想は…「え？！コレで終わり？」に続き「お、エピローグ…え？なんじゃこのエピローグ」もう一度言いますが、好きな作家さんで、他の作品もほぼ読んでます。陽歩さんの心の声がいっぱいで、ストーリーは展開していき、この終わり方で良かったんだと思うのですが、不幸な境遇を、「普通」と受け入れているってところが描きたかったのでしょうが、そーゆー境遇の蓮くんが、ちゃんと愛され、愛を育むところ見たかったなー。とも思いますが、陽歩さんがしっかり自分の思いを咀嚼してるモノローグのところが、物足りなさを感じるけれど、逆に良かった。蓮くんのモグモグからの笑顔や、大好きをいっぱい見せてる柔らかい顔も良いですが、個人的なベストショットや、陽歩さんの「もうキスはしたけどな」のあたり。割といつも仏頂面の陽歩さんなので、素敵だった。

うーん市川先生の作品はどれも好きですが、これはちょっと微妙でした。入り口は面白いのですが、最後が尻すぼみというか…なんだかハッキリしない感じで終わってしまいって。。。2人が再会したシーンが読みたかったなぁー